PTSD(Posttraumatic Stress Disorder)
心的外傷後ストレス障害の特徴
●PTSD(Posttraumatic Stress Disorder)は、
心的外傷後ストレス障害という病気です。
災害や事件などにあって、その体験がトラウマとなり、
生活に支障がでている状態を指します。
●災害や事件、事故による甚大な被害は、
人間の心にトラウマとなって残り、PTSD症状を引き起こします。
PTSDは、もとはアメリカで注目された考え方で、
戦争体験の後遺症として研究されてきた概念です。
それが日本で震災や事件にあった人にもみられることがわかり、
日本でも研究されるようになったのです。
●PTSD、トラウマという概念は、
このような経緯を経て日本社会に普及してきましたが、
まだ理解は十分とは言えず、多くの誤解をともなっているようです。
PTSD症状に苦しむ人が、周囲の誤解によって傷つき、
二次的な被害をうけることも決して少なくありません。
◆大きな災害や事件にあうと、精神的にダメージを受けます。
なかでも傷が深い人は、PTSDなどのストレス反応におそわれ
当時の恐怖を何度も思い出し、苦しみます。
PTSD 主な3つの特徴
*アメリカの精神医学会による診断基準では、PTSDの中核症状は主に3つに分かれています。
3つすべてが1ヶ月以上続く場合にPTSDと診断されます。
【再体験】
・トラウマ体験を思い出す。似たような状況におかれたとき不安や恐怖を感じる。
【回避・まひ】
・体験を思わせるもの、状況、場所、人などをさける。体験のことを思い出そうとしない。
【過覚醒】
・小さなことを気にするようになり、なんでもないことで驚いたり、怒ったりする。
・事件のことを思い出して気分が悪くなり仕事に集中できない。
◆対応◆ *事件後の変化を自覚する。
・事件後に自分の身に起きた変化のなかに、PTSD症状があります。
どのような変化があるか自覚して、そこを改善していくことが適切な対応です。
*心身や生活の変化を知る
*変化した部分を元に戻す
※参考文献
*「PTSDとトラウマのすべてがわかる本」2007 飛鳥井望/監修 講談社
*「PTSD治療ガイドライン エビデンスに基づいた治療戦略」 金剛出版
エドナ・B・フォア、テレンス・Mキーン、マシュー・J・フリードマン/編
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