広場恐怖の診断基準

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【広場恐怖】


●パニック障害では、公衆の面前でパニック発作が起きたらどうしよう、
恥ずかしい思いをするのではないか、などの予期不安から、広場恐怖を併発し、
一人でいることや、乗り物に乗ること、人ごみの中に行くことなどを回避しがちです。

 


【広場恐怖と診断される条件】


・逃げるのが困難な場所や助けを得られない場所にいることへの強い不安がある。

・回避の対象が広がっている。

・恐怖の対象を避けているか強い苦痛や不安を感じながら耐えている。

・他の精神障害にはあてはまらない。


などがあります。

 


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【広場恐怖の診断基準】


A:逃げるに逃げられない(または逃げたら恥をかく)ような場所や状況、
またはパニック発作やパニック様症状が予期しないで、または状況に誘発されて起きた時に、
助けが得られない場所や状況にいることについての不安。

・広場恐怖が生じやすい典型的な状況には、家の外に一人でいること、混雑の中にいること、
または列に並んでいること、橋の上にいること、バス、電車、
または自動車で移動していることなどがある。


注:1つまたは2~3つの状況だけを回避している場合には、特定の恐怖症の診断を
または、社会的状況だけを回避している場合には社会恐怖を考えること。
  


B:その状況が回避されている(例:旅行が制限されている)か、
またはそうしなくても、パニック発作またはパニック様症状が起こることに
非常に強い苦痛または不安を伴いながら耐え忍んでいるか、
または同伴者を伴う必要がsる。

 

C:その不安または恐怖症性の回避は、以下のような精神疾患ではうまく説明されない。
たとえば・・・


・社会恐怖・・・例:恥ずかしいおもいをすることに対する恐怖のために社会的状況のみを避ける。

・特定の恐怖症・・・例:エレベーターのような単一の状況だけを避ける。

・強迫性障害・・・例:汚染に対する強迫観念のある人がごみや汚物を避ける。

・外傷性ストレス障害・・・例:強いストレス因子と関連した刺激を避ける。

・分離不安障害・・・例:家を離れたり、または身近な家族から離れることを避ける。


などである。

 


※精神疾患の診断・統計マニュアル第4版(DSM-IV)より

※DSMとは?
・アメリカ精神医学会が発行している診断マニュアルで1994年に第4版が発行されました。
・アメリカだけではなく、世界の精神医学会で広く用いられています。

 


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※【参考文献】:「パニック障害の治し方がわかる本」2003 山田和男/著 主婦と生活社
※【参考文献】:「パニック障害」2003 渡辺登/著 (健康ライブラリー)講談社
※【参考文献】:「DSM‐IV‐TR 精神疾患の診断・統計マニュアル」 高橋三郎/翻訳 医学書院

 

 

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このブログ記事について

このページは、sscが2009年11月16日 00:15に書いたブログ記事です。

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