エゴグラム

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【エゴグラム】:5つの自我状態

エリック・バーンの交流分析では、
親らしさのP(Parent)、大人らしさのA(Adult)、
子供らしさのC(Child)の3要素(3つの自我状態)が用いられた。

 

ジョン・M・デュセイ(アメリカの心理学者)は、
Pをさらに批評的な親であるCP(Critical Parent)と
養育的な親であるNP(Nurturing Parent)に。

Cをさらに自由奔放な子供であるFC(Free Child)と
従順な子供であるAC(Adapted Child)に細分化し、5つの自我状態を分析した。

 


日本では東大式エゴグラム(TEG)によりグラフで表示することが考案されたことで、
自己分析法として広く一般に知られることとなった。

 


【交流分析】 Transactional Analysis(TA)

1967年アメリカの精神科医であるエリック・バーンが創案した。

 


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【5つの自我状態】 ~心の中には5人の私がいる~

親の心(P)は親などの影響を受けて形成され、CPとNPに分けられる。
 

【CP】・・・(厳格な親の心):道徳的、倫理的、厳格

信念に従って行動しようとする父親のような心。
自分の価値観や考え方を譲らず、厳しく、批判的である。
  

【NP】・・・(保護的な親の心):温かさ、愛情、過保護

思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。
優しく、受容的である。
 


大人の心(A)は科学的な思考・行動の自我状態。

【A】・・・(大人の心):現実的、客観的、人情味に欠ける

事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。
 


子供の心は(C)子供の自由な感情・環境へ反応の自我状態で、FCとACに分けられる。

【FC】・・・(自由な子供の心):自由奔放、明るい、自己中心的

自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。
明るく、無邪気である。

 
【AC】・・・(従順な子供の心):素直、協調性あり、依存的

自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

 


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【エゴグラムで自己分析】

自己分析方法としては東大式エゴグラム(TEG)やその応用が有名。
質問紙法で、50の質問に答えていき最後にそれを集計し点数化したものを
CP、NP、A、FC、ACの順に点数を基にグラフにする。

グラフから各自我状態の強弱・性格の傾向を知ることができる。

 

点数が高い自我状態はその自我状態の傾向が強いということであり、
低いものはその傾向が弱いということである。

例)NPが高い場合は優しくて思いやりが強い、低い場合は思いやりに欠け、冷たいというように判断できる。


一般的に、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、
年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなる。

日本人ではNPが最も高い山型でCP<NP>A>FC>ACとなる「への字型」が最も多くかつ理想的とされ、
欧米ではAが最も高い「山型」が最も多くかつ理想的であるとされる。

 


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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療
「エゴグラム」2000 ジョン・M. デュセイ,池見 酉次郎/著 創元社

「心身症の治し方がわかる本」2007 岩崎靖雄 主婦の友社
「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

このブログ記事について

このページは、sscが2009年12月24日 00:22に書いたブログ記事です。

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