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【家族療法】
◆来談者個人だけでなく、当人を含む家族全体をひとつの単位として
治療の対象とするアプローチの総称。
・歴史的には、子どもの心理療法に並行して行われる親ガイダンスや、
親子、夫婦など家族内の個々の関係を対象とする段階を経て、
全体としての家族を扱うシステム家族療法へと発展し、日本には1960年代に導入された。
・一般システム論、コミュニケーション論、対人関係論、精神分析、
社会的学習論、行動論などを理論的背景にもつ。
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【家族療法には】
・多くの学派があるが、いずれも家族を相互に影響を与えあう人間で構成された、
まとまりをもったシステムであると考え、病理を家族システムに求める立場をとる。
また、特定の原因から結果が生じると考えるのではなく、
原因と結果が相互に影響を与えあうという前提に立ち、問題をとらえようとする。
・家族システムが機能不全に陥っている状態では、
その影響を最も受けたメンバーが家族の病理を反映して症状や問題行動を示すという理解から、
IP(identified patient:患者の役割を担う人)と呼ばれる。
そして、家族メンバー間の情緒的、あるいあは行動によるコミュニケーションのパターンを認識し
それらを変化させることによって、問題解決をはかる。
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・家族療法では、家族システムそのものが本来もっている、
自己治癒力を補完、援助していくような、さまざまな技法が考案されている。
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※【参考文献】
「カウンセリングガイドブック」2007 倉光修・桑原知子/編 岩波書店
「家族臨床心理学:子どもの問題を家族で解決する」2000 亀田憲治/著 東京大学出版会
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