交流パターン分析

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交流パターン分析 交流分析

 


・交流分析:TAは、創始者エリック・バーン(カナダ出身・アメリカの精神科医)が創始。

エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や

エリック・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

 

・交流分析:TAでは、

「親 P」「成人 A」「子ども C」の自我状態に分類して、自我状態の交流を分析していきます。

 

 

◆自我状態

自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、


「批判的な親 CP」

「養育的な親 NP」

「成人  A」

「自由な子ども(自然な子ども) FC」

「従順な子ども AC」


以上、5つに分類します。


ここでは、日本人向けに編集された参考文献「わかりやすい交流分析」を基にしています。

 

 

・自我状態の中で「養育的な親」「成人」「自由な子ども」の3つを、

効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。


・エリック・バーンは自我状態のことを、

「感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。

 

 

・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分(自我)」がいると仮定します。

 

 

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【交流パターン分析】

 

・これは、P、A、C を応用して、日常のお互いのやり取り(言葉、態度、行動)を分析するものです。

対人関係を図式化して、その交流をベクトル(矢印)で表します。

交流パターン分析の目的は、自分の、P、A、C の理解を深めながら、

自分と他人とが、どのような関わり方をしているのか、

その場その場に応じた対処の仕方をどのようにすれば良いのかなどを、

意識的にコントロールすることにあります。

 

・ここで問題にする「やりとり」には、表面的な言語の他、

その奥に潜むさまざまな意味をもつ深いレベルのコミュニケーション、

とくに非言語(表情、態度、声の調子)なものも含まれます。

 

 

 

・交流分析では、基本的な対人関係を、次の3つのタイプに分類しています。

 

1)相補的交流(適応的交流)

2)交叉的交流

3)裏面的交流(仮面的交流)

 

 

 

 

【相補的交流】

 

・相補的交流とは、ある自我状態から送られたメッセージに対して、

予想(期待)通りの反応が戻ってくるもので、刺激と反応のベクトルが平行している交流を言います。

ここでは、言語的なメッセージと、表情、態度などの非言語なメッセージが一致しています。

人間関係の面からいっても、この種の交流は、率直で自然の理にかなっています。

 

 

【交差的(交叉的)交流】

 

・交叉的交流とは、人がある反応を期待して始めた交流に対して、

予想外(期待はずれ)の反応が返ってくる場合をいいます。

そこでは、コミュニケーションが途絶えて、発信者は無視されたような気持ちになります。

また、沈黙が起こったり、話題が変わったり、時にはケンカになってしまうことも少なくありません。

したがって、交叉的交流は、人間関係の中で苦痛の源ともなるものです。

 

 

【裏面(りめん)的交流】

 

・裏面的交流は、相手の1つ以上の自我に向けて、

顕在的な交流と潜在的な交流の両方が同時に働く複雑な交流です。

表面的(社会的)では、もっともらしいメッセージを発しているようですが、

その主な欲求や意図、又は真意などが、裏面(心理的)に隠されているのが特色です。

 

 

 


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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療

「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 

 


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このページは、sscが2010年2月26日 00:42に書いたブログ記事です。

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