交流分析|構造分析

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交流分析|構造分析

 

 

 

交流分析(TA)の主な基礎理論は大きくわけて4つあります。

 


【4つの基礎理論】

 

①構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)

 

・自己分析(自我状態分析)は、エゴグラムを使って、

自分のこころがどのようなバランスで形成されているかを5つの性格傾向

(つまり、自分の中に5人の自分がいる、という考え)から分析します。

 

自分は「どんなタイプか?」「どの感情傾向が強いか?」「何が感じやすく、何を感じにくいか?」

「幼少時からの親との関わりの結果、どんな性格になったのか」(成育歴の影響)など、

自分の性格について分析していきます。

 

これを学ぶと、自分の性格ができたプロセスや原因などが理解でき、

自分の無意識の行動パターンにも気づくことにつながるため、

自己コントロールが可能になる方が多いです。

 

 

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②交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)

・コミュニケーションするには複数の人が必要です。

それぞれその人たちもみんな自我状態(5人の自分)を自分の中に持っています。

そうすると、お互い、5人の中のどの部分(あるいは誰)が主導権を持って話しているか、

聞いているかによって、会話の中身が変わってきます。

この交流パターン分析では、コミュニケーションする人が5つのどの性格から

お互いにやりとりしているかを分析します。

 


【主な交流パターン】

●相補的交流:コミュニケーションが長く続く会話(ベクトルが平行なやりとり)、
●交差的交流:途中で途絶えてしまう会話(ベクトルが交差的なやりとり)、
●裏面的交流:裏のある会話(裏面的なやりとり)

特にうまくいかない自分自身のパターンを分析して、うまくいくパターンに修正して行きます。

 

 

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③ゲーム分析

無意識のうちに行っている最終的にうまくいかない

「繰り返されるネガティブなコミュニケーションパターン」を分析し、修正していきます。

ある特定の人物と、事柄、きっかけは違うが、ほとんどがうまくいかず、

けんかになったり、責められたり(責めてしまったり)する関係になる。

最後は「怒り」「不愉快」「後悔」「自信喪失」など、不快な感情を報酬として受け取る。

このようなコミュニケーションが、心理的ゲームです。

親しい関係ほど起きやすいこの「心理的ゲーム」を分析します。

ゲームは生産的ではありませんので、理論を通してゲームを止めることを学びます。

 

※人は他人と深く関わりたいと感じ、無意識に「心理的ゲーム」をしてしまうことがあるのです。

 


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④脚本分析(人生脚本分析)

 

自分自身の「人生のシナリオ」を分析し、不適切なシナリオを手放し、

より良いシナリオに書き換えていきます。

交流分析の理論では、私たち人間は、7歳頃までに、

「これからの人生どう生きていくか」というシナリオ(人生脚本)を書くと言われています。

これらのシナリオは大きく分けると3種類あり「勝者」「敗者」「どちらでもないもの」があります。



勝者というのは「お金」「財産」「地位」などでなく、

「自分の能力や可能性を発揮して生き生きと生きている人」


敗者は「自分の能力を発揮せずに、私はダメだ・・私はできない・・」といいながら生きている人

「どちらでもない人」は、時々勝ったり、時々負ける。

でも全体を見てみると"勝っていもいないし、負けていもいない"という人たちです。



自分の脚本を点検し、敗者の脚本を手放し、勝者の脚本へ修正して行きます。

 

 

 

【3つの理論背景】

①ストローク(その人の存在や価値を認めるための言動や働きかけ)

②時間の構造化(閉鎖、挨拶、雑談、活動、ゲーム、親密)

③基本的構え(人間と人生に対する態度)下記4タイプ

●Im OK. You are OK
●Im not OK. You are OK
●Im OK. You are not OK
●Im not OK. You are not OK

 

 

 

【その他の理論】

◆ストローク・ディスカウント

他者(自分)との関係の持ち方のくせを分析し、よりよい人間関係の構築を目指します。


 

◆時間の構造化

他者との交流の度合いから人間が行う時間の構造化(使い方)を分析します。


 

【時間の構造化を、交流の浅いレベルから言うと】

引きこもり→儀式(挨拶など)→ひまつぶし(うわさ話など)→活動(仕事など生産的活動)

→ゲーム(活動よりも深いのです!)→親密さ

ゲームを止めれば、親密さに移行できます^^☆

 

 

 

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・仙台心理カウンセリング&スクールの心理学講座は、

理論を使いながら、受講生自ら、不都合な交流パターンに気づき、

修正していくことが可能なカリキュラム構成となっております。

 

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※【参考文献】:「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療
※【参考文献】:「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 

このブログ記事について

このページは、sscが2010年3月 3日 00:25に書いたブログ記事です。

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