解離性障害

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解離性障害(かいりせいしょうがい)

 

意識や記憶、自己同一性、知覚などが途切れたり、失われたりすることが主な症状。
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種。
自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする。
症状の発生と、ストレッサーの間に時期的関連があることが診断の必要条件である。

 

【分類】

1 解離性健忘(心因性健忘)

氏名などの重要な個人情報を含む広範囲の記憶を思い出すことができない。
通常は強いストレスを伴う出来事に関する記憶を思い出すことができなくなる。
個人史を振り返った時、思い出せない空白の時期があるという訴えがある。


2 解離性遁走(かいりせいとんそう)

家庭あるいは普段の職場から突然、周囲の人には予期できない形で放浪に出るもの。
同時に過去を思い出せなかったり、氏名などの個人情報が混乱していたり、
全く別人としてふるまったりする。


3 解離性同一性障害

2つあるいはそれ以上のはっきりと区別できる同一性あるいは人格状態が存在しており、
それらが繰り替えしその人の行動を制御し、通常の物忘れでは説明できないような
個人情報の想起困難を伴うもの。診断頻度に高い地域差、医師の個人差がある。


4 離人症性障害

自分の精神あるいは身体から自分自身が遊離しているという持続的
あるいは反復的な感覚と正常に保持された現実吟味を特徴とする。


【その他】

5 解離性昏迷
6 トランス
7 憑依(ひょうい)障害
8 解離性運動障害
9 解離性けいれん
10 解離性知覚麻痺・知覚脱失
11 解離性転換性障害
12 ガンザー症候群

 

 

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※【参考文献】:「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
※【参考文献】:「エッセンシャル臨床心理学」2000 氏原 寛・東山 紘久/著 ミネルヴァ書房

このブログ記事について

このページは、sscが2010年4月20日 00:55に書いたブログ記事です。

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