問題解決療法

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問題解決療法

*日常生活の中での問題解決能力を高め、自己効力感を強化することで

心の問題解決を図る治療法。

 

 

◆誤解から不適応が生じる?

 

同じ問題を経験したとしても、不適応を感じる人もいれば、

全く不適応を感じることのない人もいる。その違いはどこからくるのだろう。

人が自分の問題をどのように理解するかによって

不安や抑うつ気分が生じることがある。

 

特に、問題そのもののとらえ方、問題の原因帰属の仕方、

問題の脅威性対処可能性に対する評価、統制感といった個人の認知によって、

問題に出くわしても、その後に不適応な状態がもたらされるどうかは異なってくる。

 

 

 

◆問題解決の方法を学ぶ治療法

 

【5つの段階】  *T.J.ズリラや、A.M.ネズ らによって体系化された治療法

 

1:何が問題となっているかを明らかにする段階

2:問題を評価する段階

3:多様な問題解決法の検討

4:実現可能な解決方法を探索する段階

5:問題解決方法を実行し効果を確認する段階

 

 

以上の、5つの段階を経て、クライエントが自分自身で問題解決できるという、

自己効力感を増大させ、問題解決をセルフコントロールできるよう、

指導して行く、治療法を指している。

 

 

 

◆問題解決療法の適用

 

問題解決療法は、単極性のうつ、広場恐怖を伴うパニック障害、

外傷後ストレス障害、パーソナリティ障害、肥満治療、

慢性疼痛、性機能不全、夫婦間葛藤、

臨床的なストレス管理などの問題に適用され大きな効果をあげている。

 

 

 

 

 

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※【参考文献】:「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書 

 

このブログ記事について

このページは、sscが2010年5月 6日 00:58に書いたブログ記事です。

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