2010年7月アーカイブ

親からの自律

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~母親からの自律~


 

母親は子供の無条件の味方であることが必要なのである。

 

絶対的であってもファンというのではダメなのだと思う。

 

(中略)

 

何よりも一番の絶対的ファンであっても、何らかの条件がついているのである。

それに対して、無条件の味方とは、何があってもどんな状態でも、

たとえネガティブ(否定的)な要素があっても、すべてひっくるめて受けとめてその立場に立ち、

一緒に戦うことができることをいうのである。

 

 

また、感情や思考も、非自己であれば、言語なり行動なり何らかの形で表現しなければ、

理解することは難しい。

自分自身の気持ちでさえ、言語化してみることで確認されるということがあるくらいなのだ。

 

 

もちろん、家庭の内での仕事は、夫婦がすべて同じように担う必要はないだろし、

分担の方法はあるだろう。

問題は、妻だから、主婦だからあるいは女性だからということが理由で、

家事を妻にすべて担わせるのではなく、お互いに必要なら

自分のことは自分でする責任性と能力を身につけておく必要があるということなのだ。

 

 

子供をどんな人間に育てるかは、たしかに母親の責任だろうが、ある程度に成長してからは、

育ってきた心理的な環境や親子関係のなかで自分をどうコントロールし、

確立していくかは本人の問題である。

娘として、母親とよりよい関係を結ぶためにも、自分自身をありのままに見つめ直して、

自分の気持ちにフィットした自分の人生を生きているかと、

日々、自分に問いかけ、確認することである。

 

 

 

 

 

 

【参考文献】:『愛しすぎる悩み、愛されない不安』  広済堂出版

 *中村 延江(なかむら のぶえ)/著  臨床心理士

 


*桜美林大学大学院臨床心理学教授・臨床心理センター長/中央心理研究所所長/
日本大学医学部兼任講師/早稲田大学法学部非常勤講師を兼任
早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業、筑波大学大学院教育研究科修了
著書に「愛しすぎる悩み、愛されない不安~母と娘の心理学」(廣済堂出版)
「女性のストレス対処法」(新星出版社)
「人とつきあうのが今よりラクになる本」(大和書房)他多数。

仙台カウンセリング

 

●感情否定しないで思い切って「ひたりきる」

 

心理学では「別れ」「喪失」といった強いストレスによる悲しみには特にしっかりひたる必要がある、

と考えられています。

なぜなら悲しみを無視し続けると予期せぬときに感情がバクハツしたり

いつまでも癒せなくなってしまうため。

 

反対にしっかりひたりきることができれば気持ちがキチンと消化され自然と乗りこえていくことができます。

日々の生活でもつらいなぁと思って涙が出たら、だれかに胸を貸してもらったりして思う存分泣きましょう。

 

 

また泣ける映画を見たり悲しい歌を聴いたりしながら感情移入して涙を流すのも良い方法。

泣くなんてかっこ悪いと思いがちな人こそストレスから抜け出すための大事なプロセスとして

「感情にひたる」ことを自分に許してあげましょう。

 

 

 

 

 

 

【参考文献】:「1ヶ月で新しい自分に生まれ変わる方法」2009 すばる舎

*中村 延江(なかむら のぶえ)/著  臨床心理士

 

 


*桜美林大学大学院臨床心理学教授・臨床心理センター長/中央心理研究所所長/
日本大学医学部兼任講師/早稲田大学法学部非常勤講師を兼任
早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業、筑波大学大学院教育研究科修了
著書に「愛しすぎる悩み、愛されない不安~母と娘の心理学」(廣済堂出版)
「女性のストレス対処法」(新星出版社)
「人とつきあうのが今よりラクになる本」(大和書房)他多数。


 

アサーション

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■アサーション(assertion) →「(さわやかな)自己表現」

 


自他共に尊重し自分の意見を表現する事。

アサーティブな方法とは「自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、

相手のことも配慮するやり方」自分も相手も大切にしたやり方です。

アサーティブな自己表現では自分の気持ち、考え、信念に対して正直・率直に、

また、その場にふさわしい方法で表現します。

 

しかし、どんなにアサーティブに表現したとしても、

それが相手に受け入れてもらえるとは限りません。

お互いが率直な意見を出し合えば、相手の意見に賛同できないことも出てくるでしょう。

そのときに、攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、

お互いが歩み寄って一番いい妥協点を探ることがアサーティブなあり方であると言えます。

 

 


 

☆アサーティブになる第一歩


どんなときにも攻撃的な方法での表現しかできない人や、非主張的な表現しかできない人もいます。

また、友人など気心が知れた人に対してはアサーティブでいられるのに、

親や上司など立場が上の人に対してはいつも非主張的になってしまったり、

子どもや部下など立場が下の人に対しては攻撃的になってしまうなど、

状況によってアサーティブな表現ができない人もいます。

常に攻撃的・非主張的な人も、状況によってそうなってしまう人も、

まずは自分がどのようなときにアサーティブでない態度を取ってしまうのかを振り返ってみましょう。

そこから、アサーティブになるための第一歩が始まります。

 

 

 

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●アサーション度チェックリストⅠ ・自分から働きかける言動 (はい○・いいえ×)

 

1、あなたは誰かにいい感じを持った時その気持ちを表現できますか。
2、あなたは自分の長所や成し遂げたことを人に言うことができますか。
3、あなたは自分が神経質になっていたり緊張している時、
  それを受け入れる(認める)ことができますか。
4、あなたは見知らぬ人たちの会話の中に気楽にはいっていくことができますか。
5、あなたは会話の場から立ち去ったり、別れを言ったりすることができますか。

6、あなたは自分が知らない事やわからない事があった時、
  その事について説明を求めることが出来ますか。
7、あなたは人に援助を求めることができますか。
8、あなたが人と異なった意見や感じを持っている時、それを表現することができますか。
9、あなたは自分が間違っている時、それを認めることができますか。
10、あなたは適切な批判を述べることができますか。

 

 

 

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●アサーション度チェックリストⅡ ・人に対応する言動 (はい○・いいえ×)

 

11、人から褒められた時、素直に対応できますか。
12、あなたの行為を批判されたとき受け応えができますか。
13、あなたに対する不当な要求を拒むことができますか。
14、長電話や長話の時、あなたは自分から切る提案をすることができますか。
15、あなたの話を中断して話し出た人に、そのことを言えますか。

16、あなたはパーティや催しものへの招待を、受けたり断ったりできますか。
17、押し売りを断れますか。
18、あなたが注文した通りのもの(料理や洋服など)が来なかった時、
   そのことを言って交渉できますか。
19、あなたに対する人の好意がわずらわしい時、断ることができますか。
20、あなたが援助や助言を求められた時、必要であれば断ることができますか。

 

 

 


●あなたのアサーション度チェック集計 (はい○・いいえ×)

 

○の数 → (    /20)  個


×の数 → (    /20)  個

 

 

 

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※【参考文献】:「セルフアサーショントレーニング」 菅沼憲治/著 東京図書

※【参考文献】:「アサーショントレーニング」 (金子書房:日本精神技術研究所)

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