グリーフ・ワーク

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グリーフ・ワーク

心のエステ6 「グリーフ・ワーク」

 

*悲嘆(グリーフ)・ワークは喪失の悲嘆を癒すためのワークである。


◇災害時 「心のエステ」 にお役立て下さい。

 


【被災地の復旧と復興が進んでも、癒えない心の傷】

 

・ここ4カ月(4月上旬~8月上旬)の相談で多かったのは、

『泣かないで日常を過ごす方法』 が知りたい。。 教えて欲しい。。。

改めて驚く日々。

「泣いたほうが早く楽になれるのですよ」 と返答。

その時、ほとんどの相談者が "戸惑いと驚きの表情" をみせる。

とても印象深いその光景を、静かに見守る。

 

 

・・・次の瞬間

相談者が一番知りたかった 『方法』 は不要なものとなる。

張りつめていた緊張の糸が切れる瞬間☆

 

ほほつたう涙。。。 美しいピュアな、しずく・・・

こころの中に降る雨のしずくは、悲嘆を静かに、ゆっくりと洗い流して行く。

 


新しい人生のスタート^^☆

 

悲嘆を認めることは、

今回の体験から何かを学び取り、人生の大きな意味を見出すこと。

 

 

 

 


【グリーフ・ワークを始めるために必要なこと】

・安全確保(心理的、環境的、物理的)
・衣食住が確保されていること。
※諸々の事務手続きが未完了の場合でも、できるところから少しづつ進めます。
※震災後、諸々の事務手続きが完了していれば、なお良いでしょう。

 

 

【方法】

1、深い悲しみ(感情)を受け入れる
強い感情は時間と共に軽減します。
がまんせずに、「嘆く、泣く時間を確保」しましょう。

 

2、悲嘆や喪失体験を話す
可能であれば信頼出来る人と悲嘆をシェア。
傾聴してくれる人をみつけることも大切。

 

3、悲嘆を分かち合う
同じ経験をした人と分かち合い、乗り越えるきっかけに。

 

4、軽いストレッチ(運動)と良質の睡眠(休養)
ストレッチは心も柔軟にします。
眠らなくてもこまめな休息を意識する。

 

5、セルフケア:自分を愛する
自分をいたわり、ねぎらう。自分を大切にする。
五感を磨き、五感を感じてみましょう。

 

6、出さない手紙を書く
自分自身の感情に気づくきっかけになります。

 

7、自分の考えや思いを記録する
記録することで感情を放出します。
絵画療法(アートセラピー)も有効。

 

8、助けを求める
自分をケア出来る人は助けを求めることができます。
(*傾聴してくれる人に助けを求める)

 

9、休養(休息)、栄養、睡眠
からだをいたわることで緊張を軽減できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●心のエステ1 「サバイバーズ・ギルト」
●心のエステ2 「気遣いの言葉」
●心のエステ3 「寄り添うために」3つの約束☆
●心のエステ4 「聴くことで癒される」
●心のエステ5 「悲嘆のプロセス」
●心のエステ6 「グリーフ・ワーク」

 

 

●心のケア1 「トラウマティックストレス」
●心のケア2 「ストレス反応と心の病気」
●心のケア3 トラウマティックストレスに起因した「心身の反応」
●心のケア4 「回復のための心構え」(被災された方々へ)
●心のケア5 「こんな場合は専門家に相談しましょう」(被災された方々へ)
●心のケア6 「子どもの場合の注意点」(被災された方々へ)
●心のケア7 「被災した人をケアするために」 (周囲の皆様へ)
●心のケア8 「喪失を受容するために」
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このブログ記事について

このページは、sscが2011年8月14日 08:08に書いたブログ記事です。

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