カウンセリング: 2010年2月アーカイブ

【ブリーフセラピー brief therapy】 ・短期療法

 

 


・ブリーフサイコセラピーとは、クライエントの問題解決を短期に目指す心理療法。

・1980年代以降、社会的に治療の短期化・効率化が求められるなかでアメリカを中心に

世界的に広まり、現在世界の心理療法家に大きな影響を与えつつある心理療法の流れを指す。

 

・1960年代に米国カルフォルニア州において、MRI(Mental  Research Institute)に、

BFTC(Brief Therapy Center)が創設されたことに始まります。

実質的なリーダーはジョン.ウイークランドとリチャード.フィッシュ。

その後ブリーフーセラピーに大きな影響を与えたグループは、

G.ベイトソンのグループとM.エリクソンのグループでした。

 

・広義には治療期間が短期でありながら、より効果的で効率的な治療を目指す心理療法のこと。

これはクライエントの中心的葛藤に焦点を合わせ、

自律性を尊重し社会適応をねらう簡易心理療法である。

 

・狭義には、正統的な精神分析療法を踏まえて、その批判と新たな展開として生じてきたもので

人格の再構成ではなく、

1、現在の症状や不適応状態の消失、改善。

2、将来の情緒的な問題の予防に焦点をあてる心理療法である。

 

 

【ブリーフセラピー(短期療法)の期間について】

・MRIでも、BFTCでも「7回以下の面接で72%のケースの問題を解決する」

・ブリーフセラピーのポイントは、精神分析のように過去の問題の「根源」を発見する事を

即治療とは考えません。

「なぜ問題が起きたか」よりも「この問題の解決に今何が使えるか」を重要視する、

問題解決志向アプローチであると言えます。


 


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◆ブリーフサイコセラピーの歴史と理論◆


・ブリーフサイコセラピーは、短期精神療法とM.H.エリクソン(1901~1980)の

治療に関する技法から発展してきた。

現在ではその治療モデルは、J.ヘイリーらの戦略的治療モデル、

MRI(Mental  Research Institute)モデル、および問題解決思考モデルを背景とする。


・「危機介入法」「ブリーフサイコセラピー」「緊急ブリーフサイコセラピー」「短期心理療法」

「焦点心理療法」「時間制限心理療法」などと名付けられた方法論を持っている。

・8回程度の面接で7割程度の問題の改善が見られるとされる。

 


・戦略的治療モデルは問題の根底に一定の構造を仮定し、

構造の変化に働きかけようとするものである(構造主義)

・MRIは相互作用の連鎖や個人の認知の変容を重視する。

・解決志向モデルは構造主義の立場をとり、治療者とクライエントがコミュニケーションを通じて、

互いの主観が構成する現実を、新たな現実に作り変えることに重点がおかれる。

 

 

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◆ブリーフサイコセラピーの技法◆

 

・以上の理論から、さまざまな技法が開発されているが、治療者は会話をリードし

クライエントが問題を解決して行けるように導くために、

例えば「例外を見つける質問」「ミラクル・クエスチョン」などの質問技法や、

問題解決に焦点をあてた介入技法(「コンプリメント」「予想の課題」)など、

数多くの技法が開発されてきている。

 

 


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【ミルトン・H・エリクソン】


ミルトン・エリクソンは20世紀最大の心理療法家とも言われています。

ミルトン・エリクソンの名は、ミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析、体系化した

『ミルトンモデル』として残っており、第三世代の神経言語プログラミングでも学ぶことが出来ます。

神経言語プログラミング(NLP)は3人の天才的なセラピストのクライアントに対するアプローチ法を

調査分析し、体系化することによって原型が作られました。

その3人のセラピストの中のひとりが、M.H.エリクソンです。

 

 

【神経言語プログラミング:ミルトンモデル】

ミルトンモデルとは、言葉を意図的に曖昧に使うことで聞き手に

自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈させます。

ミルトンモデルにそった言葉遣いによって、表層意識の抵抗を受けずに

潜在意識にダイレクトに働きかけることが可能となり、無意識とリソースを活用することができます。

 

 


【神経言語プログラミング:M.エリクソン】

催眠療法家として知られるM.エリクソン(Milton H Erickson 1901-1980)は、

アメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長もつとめました。

晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、

精力的にワークショップを開き世界各国を行脚したことで知られています。

彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とし、

臨機応変・変化自在な手法で、その名人芸とも言えるアプローチ手法から、

「魔術師」と呼ばれました。

 

 

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※【参考文献】

「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
「産業カウンセリング」1999 内山喜久雄/編著 日本文化科学社
「短期療法ガイドブック」 若島孔文,長谷川啓三/著 金剛出版
「解決のための面接技法」 P・ディヤング,I・K・バーグ/著 玉真慎子・住谷祐子/監訳 金剛出版 

 

 

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【リアリティセラピー reality therapy】 ・現実療法

 

・精神科医ウイリアム・グラッサー William Glasser(1925~  )によって提唱されたカウンセリング手法。

・現実療法(リアリティセラピー)は、非行少年・少女を中心にカウンセリングや心理療法を行い、

その更正に力を尽くしたアメリカの精神科医グラッサー(Glasser.W)の体験に

裏付けられた考え方が基礎になっている。

 

・1965年に『現実療法』(Reality Therapy)が出版されて一躍注目されるようになった。

これまでの過去、感情、症状に焦点を当てる方法とは異なり、現在の満たされていない

重要な人間関係にいち早く焦点を当てることによって、問題解決を試みるカウンセリング手法である。

 

・この療法は、これまでの過去、感情、症状に焦点を当てる方法とは異なり、

現在の満たされていない重要な人間関係に焦点を当てることによって問題解決を試みる。

ことさら洞察を目指すものではないので小さな子どもから、どんなレベルの人にも関われる手法。

対象年齢を問わず、犯罪矯正、薬物依存、精神病、親子・夫婦の家族関係、

スクール・カウンセリング、職場のマネジメントと適用範囲は広範囲である。

 

・現実療法(リアリティセラピー)は、自分の行動に責任を持つことを強調します。

問題は社会、境遇、遺伝、過去にあるのではありません。

自分の行動を直視、吟味し、より良い行動を選択する手助けをするのがリアリティセラピーです。

あら捜し、人を責める、過去に執着する、自己否定に陥ることは、リアリティセラピーとは無縁です。

 

 


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1:パーソナリティ論

・全ての行動は内側から動機づけられており、人間は基本的欲求(愛情、自己価値観)を

満たそうと行動する。


2:病理論

・愛情もしくは自己価値観が充足されないと精神的不適応を起こす。


3:目標

・クライエントは現在性(reality)、責任性(responsibility)、善意(right and wrong)

の区別などを身につけさせ、責任ある行動・生き方をするようになること。


4:カウンセラーの役割

・上記三つのRの側面を重視して、よりシビアに現実を認識していくように支え導く。


5:援助過程

・現在に焦点を合わせ、過去に合わせない。言い訳の機会を許さない。

 

 


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グラッサーは「人間にとって唯一の問題 は不幸であること」とする。

人間が不幸なときには、とてつもなく創造的になり、その結果非行、犯罪、薬物依存、

暴力、精神病と呼ばれるような行動をとるようになる。


現実療法のカウンセリングには3つの前提がある。

 


1:クライエントが不幸なのは、満足できる人間関係を持っていないからである。

 

2:クライエントが満足できる人間関係を持っていないのは、どちらかあるいは両方が、

関係を改善しようとして、外的コントロール心理学を用いているからである。

 

3:そのような関係からは苦痛がもたらされるので、どちらかあるいは両方が、

相手が用いている外的コントロールから逃れようとしている。

 

 

 

外的コントロールによる「致命的な7つの習慣」

 

1、批判する
2、責める
3、文句を言う
4、口やかましい
5、脅す
6、罰する
7、ごほうびで釣る

 

この習慣が実践されるところでは、基本的欲求が充足されず、問題が発生する。

 

 


自分の行動は自分の選択であることが分かると、人は今までよりも「自由」を得ることができます。

リアリティセラピーは、米国の精神科医ウイリアム・グラッサー博士によって提唱され、

著書『現実療法』(1965年)によって一躍世界に注目されるようになりました。

2000年発刊『選択理論』はウイリアム・グラッサー博士の集大成とも言える書物です。

 


リアリティセラピーは、人が自分の行動を吟味し、明確な基準に照らして評価できるよう、

手助けするものです。現実的な願望と欲求を満たして、より良い人生を送れるような計画を

共に立て、それに取り組むことによって、力と自信を身につけ、人間関係も改善し、

より効果的な人生が送れるようになります。

リアリティセラピーは、日々使える自己改善の術を提供し、人が問題に対処し、

個人的に成長し自分の人生を効果的に送れるよう手助けするものです。

 

 


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『 私たちは自分の行為と思考のすべてを選択している 』

 

「グラッサー博士の選択理論」ウイリアム・グラッサー/著 アチーブメント出版より

 

 

 

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※【参考文献】

「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
「産業カウンセリング」1999 内山喜久雄/編著 日本文化科学社
「選択理論」2000グラッサー. W. /著(柿谷正期/訳) アチーブメント出版
「15人が選んだ幸せの道」2000 グラッサー.W./著(柿谷正期・柿谷寿美江/訳) アチーブメント出版
「現代カウンセリング事典」2001 国分康孝/編 金子書房

 

 

 

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ロゴセラピー

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【ロゴセラピー logotherapy】 ・実存分析

 

 

 

・ロゴセラピー(Logotherapy)とは、

人が自らの「人生の意味」を見出すことを援助することで心の病を癒す心理療法のこと。

・ロゴセラピーは、オーストリアの首都ウィーンの精神科医V. E.フランクルによって創始。

・創始者のヴィクトール・E・フランクル(1905~1997)神経科医で精神分析家。

フランクルは当初その理論部分を「実存分析」と呼んでいた。

後にルートヴィッヒ・ビンスワンガー(1881~1966)らの現存在分析と混同されることがあったため

「ロゴセラピー」に統一。

 

・オーストリアに生まれた、ヴィクトール・エミール・フランクル Frankl.V.E(1905~1997)は、

ナチ強制収容所での体験を踏まえ、人間は意味を求め、その責任において自由に選択し、

自らの生き方を決定する存在であるとし、人間の責任性と倫理性を重視する実存分析を提唱した。

 患者が自己の存在の意味を見いだし、自己の価値の可能性を信じ、自分の人生への責任性を

自覚するのを援助する彼の治療技法はロゴセラピー(logotherapy)と呼ばれる。

・ロゴセラピーは、ジークムント・フロイトの「精神分析」や

アルフレッド・アドラーの「個人心理学」と並び、

心理療法のウィーン学派三大潮流のひとつとして挙げられることもある。

 

1:人間観・・・人間は自ら成長する力を備え、自ら自分を変えていくことのできる存在である。

2:病理観・・・生きる意味がわからなくて、主体的自己決定ができない。

3:治療目標・・・人間は一度しかない人生を生きるかけがえのない存在であり、ここに生きる意味を見いだす。

4:カウンセラーの役割・・・率直に自分の考えを伝えクライエント本人が人生の意味を見出すのを援助する。

 

 


【ロゴセラピー】


・「ロゴ」は、ギリシア語で「意味」の意である。

ロゴセラピーは、人は実存的に自らの生の意味を追い求めており、

その人生の意味が充たされないということが、メンタルな障害や心の病に関係してくる、

という見解を基にしている。

(心理的な疾患は、当事者に人生の意味に関して非常に限定的な制約を課していると言える。)

ロゴセラピーの"ロゴ"とは、ギリシャ語で「意味」という内容を持つ"ロゴス"という言葉からきている。

ロゴセラピーは手法として、実存主義的アプローチをとり、下記の3点を基本仮説とする。

 

(1) 「意味への意志」

人間は生きる意味を強く求める。

これは、どんな人間も何か意味あることを実現したいという憧れをもっているということ。

フランクルは、心身の健康を保つためには、この「意味への意志」がほんの少しずつではあっても

満たされていると実感していることが重要であると考えました。

 

(2) 「人生の意味」

それぞれの人間の人生には独自の意味が存在している。

これは、どんな人生にも、どんな状況にも意味があるということ。

フランクルは、その著書「夜と霧 ‐ドイツ強制収容所の体験記録‐」で、

たとえ、強制収容所のような場所においても人には生きる意味があるということを

体験していた人々のことを記しています。

 

(3) 「意志の自由」

人間は様々な条件、状況の中で自らの意志で態度を決める自由を持っている。(決定論の否定)

これは、いかなる状況においても、遺伝子や本能的な衝動や、生まれ育った環境や受けた教育、

あるいは、体験した運命的な出来事などの制約から自由に、

自分の意志で行動を決定することができるということです。


例えば、虐待を受けて育ったという制約はあったとしても、

その人自身が「自分の子は虐待しない」という行動を決定することはできます。

虐待という心的トラウマを消し去ることはできなくとも、

そのことに対しての態度を変えることは可能だからです。

人によっては、この虐待の連鎖を自分のところで止めるということ自体に

意味を見出し行動している人もいます。


・ロゴセラピーは、この3つの柱を基に、自分の置かれている境遇を客観的に判断し、自分の生活を

意味ある方向に改善していくための「決断能力」を高め、

自ら将来に向けて具体的な新しい価値を模索する。

・ロゴセラピーは、人にその生活状況の中で「生きる意味」を充実させることが出来るように、

あるいはその価値の評価の仕方を変えることが出来るように援助しようとするものである。

 

・フランクルは、人の主要な関心事は快楽を探すことでも苦痛を軽減することでもなく

「人生の意味を見出すこと」であるとする。

人生の意味を見出している人間は苦しみにも耐えることができるのである。

 

 


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【V. E.フランクル】1905~1997

フランクルは10代、フロイトとの書簡のやりとりによって精神分析について学び、

20代でアドラー(精神科医)に師事。

30代で、独自のロゴセラピーについての構想を持ち臨床を行っていたが、

ユダヤ人であったためナチスによって強制収容所に収監され、その構想を記した論文も没収された。

その後、強制収容所の体験の中でこのロゴセラピーを実践、実証し、

自分の考えが誤っていないことを確信し、解放後再び論文を書いた。

 

 


【フランクル概略】

1905年ウィーンに生まれる。ウィーン大学在学中よりアドラー、フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。

ウィーン大学医学部精神科教授、ウィーン市立病院神経科部長を兼任。

「第三ウィーン学派」として、また独自の「実存分析」を唱え、ドイツ語圏では元々知られていた。

フランクルの理論にはマックス・シェーラーの影響が濃く、

マルティン・ハイデッガー(1889~1976)の体系を汲む。

精神科医として有名であるが脳外科医としての腕前も一級であった。

 

第二次世界大戦中、ユダヤ人であるが為にナチスによって強制収容所に送られた。

この体験をもとに著した『夜と霧』は、日本語を含め17カ国語に翻訳され、

60年以上に渡って読み継がれている。

発行部数は英語版だけでも900万部に及び、1991年のアメリカ国会図書館の調査で

「私の人生に最も影響を与えた本」のベストテンに入った。

 

 

よく誤解されるがフランクルのロゴセラピーは収容所体験を基に考え出されたものではなく、

収容される時点ですでにその理論はほぼ完成しており、

はからずも収容所体験を経て理論の正当性を実証することができたと言えよう。

極限的な体験を経て生き残った人であるが、ユーモアとウィットを愛する快活な人柄であった。

学術関連などで度々日本にも訪れていた(フランクル概略はウィキペディアより一部引用)

 

 

 


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※【参考文献】
「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
「産業カウンセリング」1999 内山喜久雄/編著 日本文化科学社
「意味による癒し ロゴセラピー入門」 V.E.フランクル/著 山田邦男/監訳

 

 


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~ 「夜と霧」 ~

 

 

強制収容所での生活を送った私たちには、忘れられない仲間がいる。

誰もが飢えと重労働に苦しむ中で、みんなにやさしい言葉をかけて歩き、

ただでさえ少ないパンのひと切れを身体の弱った仲間に分け与えていた人たちだ。

 

そうした人たちは、ほんの少数だったにせよ、

人間として最後まで持ちうる自由が何であるかを、十分私たちに示してくれたのだ。

あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、

それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、

自分のあり方を決める自由である。

 

 

 

 

 

出典:「夜と霧」 ―ドイツ強制収容所の体験記録― ヴィクトール・E・フランクル/著

*「ヴィクトール・エミール・フランクル(1905~1997)」 オーストリアの精神科医、心理学者

 

 

 

 

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EAP

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仙台 カウンセリング

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◆EAP(Employee Assistance Programs)

 

・産業カウンセリングの先進国であるアメリカでは、産業カウンセリングは、

 

1:従業員援助制度(EAP:Employee Assistance Programs)

2:キャリア開発活動(CDP:Career Development Programs)

という、2つのプログラムで行われている。

 

●1) EAPは、従業員の精神的、身体的健康に焦点をおき、

直接的、間接的に業務に影響を与える諸問題を処理することをねらいとしている。

 

●2) CDPは、従業員が企業の人間開発の方針に応じながら、

自己の職業的選択を行うことを援助するために、

評価や相談、計画立案、トレーニングを行うことをねらいとしている。

 

EAPが現在の産業カウンセリングの中心となっている。

 

 

EAPには、ストレスと精神保健、アルコール問題、薬物乱用、夫婦・家族問題、対人的葛藤、

経済的問題、法律的問題といった諸問題の解決を援助することが、

作業能力と生産性の向上につながるとの発想がある。

その目的を達成するために、短期的なカウンセリングが実施されることになる。

 

 

 

●短期カウンセリングは、基本的に

 

1:クライエントの問題を傾聴し、問題を模索する段階

2:問題解決に向けた目標設定の段階

3:問題解決に向けた行動計画の立案とその遂行の段階

 

という3つの段階から成り、理論的には認知行動療法に基づいている。

 

 

 

 

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産業カウンセリングの課題には、相談室の中で共感的な理解と傾聴を中心として

クライエントの自己成長を促すというカウンセリング活動一般に認められる課題に加え、

 

 

1、職場においてどのように人間尊重の思想を普及するか

2、職場のメンタルヘルスの問題をどのように解決するか

3、職場の人間関係の調整をどのように図るか

4、働く人たちの家族のケアをどのように行うか

 

5、従業員のキャリア発達を促すためのカウンセリングをどのように行うか

6、国際化や高齢化といった問題にどのように対応するか

7、職制や就業規則を考慮したカウンセリング活動をいかに行うか

8、労働法や労働安全衛生法といった社会的なシステムの中でどのように人事労務管理を行い
  働く人たちの心身の健康を維持増進するか

 

 

などがある。

 

 

 

 

 

 

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※【参考文献】

「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書

 


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仙台 カウンセリング☆

 

●○●・・・ よくある質問から ・・・●○●

 

Q・・・カウンセリングは深刻な人だけが行くところでしょ?


A・・・いいえ。深刻な問題だけという限定は一切ありません。


カウンセリングは、大きく分けてふたつあります。

 

◆キャリア系カウンセリング(開発的カウンセリング)

・仕事にやりがいが感じられない。
・専業主婦で終わるのが不安だ。
・転職したいが適職がみつからない。
・会社の仕事は大変ではないが達成感を得たい。

 

◆メンタル系カウンセリング(療法的カウンセリング)

・人間関係で悩んでいる。
・会社に行けない。
・電車に乗れない。
・ゆううつな気分が抜けない。
・わけもなく、不安感が浮上してしまう。

 

 

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カウンセリングは「学問」です。

人間がよりよく生きるため、問題解決のカギをみつける方法を導き出してくれます。


悩みを抱えている時、友人に相談することはあっても、

「カウンセリングを受ける」という発想を持つ人は、まだまだ少ないかもしれません。

カウンセリングは、"特別(深刻)な人だけのもの"という認識があるようです。

 


いくら、友人同士で話しても、うまく行かない、ということがありますね。

他人からアドバイスされると、残念なことに、

「自分はどうしたいのか?」という思考が止まってしまうのです。

私たち人間は、他人に指導されても、

自分が納得しなければ、行動は起こせないものです。(行動心理学)


ここが、友人への相談とカウンセリングの大きな相違点です。

 

 

 

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カウンセリングは臨床心理に基づいた学問で、

カウンセラーは、それを学んだ「人間のこころのプロ」です。


第三者の立場(客観的視点)をもちながら、

あなた自身が行きたい方向を選択し、

それに向かうための行動(方法)を、みつけ出すサポート役となる存在です。


じっくりとあなたの話を聴いた上で、さまざまなカウンセリング技法を使い、

あなた自身が問題解決できるよう、その糸口を探って行きます。


カウンセリングは、答えをくれるものではなく、

カウンセラーと一緒に出口を探す場所だということをご理解いただければ幸いです。

 

 

 

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2009.12.10 da-teより再掲 

仙台カウンセリング

カウンセラープロフィール


【出身地】 宮城県(仙台市在住)

 

【主な資格・免許】

産業カウンセラー ・カラーセラピスト&ティーチャー ・看護師

 

【主な履修履歴】

宮城県 仙台市医師会付属 高等看護学院卒業
内閣府設立認証 「日本カウンセリング普及協会」 指定学院
日本総合カウンセリング付属 「日本心理カウンセラー養成学院」 '05卒業
色彩学校 エコール・ド・メチエ 認定 カラーセラピーコース'06履修 

 

 

【職 歴】

仙台市内病院勤務 (~1997年まで約17年間) 
長町病院 ・仙台オープン病院 ・JR仙台病院 
SONY 健康管理室勤務 (1997年~約11年間)


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★開業の経緯

ストレスの多い現代社会に、こころをトータルケアできる場を設け
カウンセリングを地域社会に広め、カウンセリングがより身近に
利用できる環境を創って行きたいとの思いから、独立開業。

 

【基本指針】

「共に学び共に成長する」 ... 共に成長する感動を分かちあう
「中立 誠意」 ・・・ 中立で誠意ある対応に努める
「社会貢献」 ・・・ 地域と社会に積極的に貢献する




【沿革】

2009年 3月 仙台心理カウンセリング開業
      4月 仙台カウンセリングスクール併設
      4月 初級編「カウンセラー養成講座」開講
      4月 国土交通省 東京航空局 産業カウンセラー(EAP)
      5月 仙台カウンセリングスクール新事務所オープン
      9月 宮城産業保健推進センター メンタルヘルス促進員

2010年 9月 (株)損保ジャパン ヘルスケアサービス 業務委託契約

 


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【活動】

2009年 3月 仙台心理カウンセリング開業
      4月 初級編「カウンセラー養成講座」開講
      6月 東北大学法学部 基礎ゼミ「人と社会」
                         職業インタビューを受ける
      7月 ハーネル仙台にて心理学講座「交流分析」開講
      9月 「働く人の電話相談室」(内閣府後援)ボランティア

2010年 9月 中級編「カウンセラー養成講座」開講
      9月 ハーネル仙台にて初級編「カウンセラー養成講座」開講
      12月 盛岡アイーナ・セラピストに贈るコミュニケーション術
          「*きらきらセラピスト☆の創り方」
      12月 仙台タピオ大学・オープンセミナー講師
          「その一言」を相手に伝えるHAPPY♪コミュニケーション

2011年 2月 国交省 東京航空局 研修 「こころの健康管理」
      3月 仙台タピオ大学・オープンセミナー講師
      4月 東日本:震災支援無料ワークショップ開催(全3回)
         「アートセラピーとグループカウンセリング」
      5月 被災地支援相談(南三陸町、他5地域)
      6月 NHK総合テレビ「情報パレット」生出演(12分)
         『心のケア』 ~喪失を受容するために~
      6月 キラキラ☆きれいに♪「こころのエステ講座」WS開講

 

 

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【主なメニュー】

カウンセラー養成講座
心理学講座
心理カウンセリング 
傾聴トレーニング


【主な心理療法】

クライエント中心療法
交流分析
認知行動療法
ゲシュタルトセラピー
フォーカシング
NLP
論理療法
イメージ療法
実存主義的アプローチ
インナーチャイルドセラピー
アートセラピー(絵画療法)
カラーセラピー


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【心理学講座】

交流分析講座
コミュニケーション講座 (・初級編・中級編)
恋愛心理講座
アートセラピー講座
コミュニケーションコーチング講座
傾聴トレーニング講座
カウンセラー養成講座(・初級編・中級編・上級編)
カウンセリング実践講座
カラーセラピスト養成講座



☆ 皆様にお会いできますこと、楽しみ^^にお待ちしております ☆

 

 

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【受付】 対面カウンセリング及びマンツーマン心理学講座は随時受付しております。
【場所】 仙台心理カウンセリング*JR南仙台駅西口~徒歩4分
【PC~お申込み】 ホームページご予約フォームよりお申込み可能です。
【その他・お問合せ】 ご不明な点はメールにてご連絡ください。

【所在地】 仙台市太白区西中田6-1-7

 

仙台心理カウンセリング&スクール

代表 カウンセラー 田村みえ

 

 

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