ジェイコブソン (1888~1983) Jacobson,Edmund
斬新的筋弛緩法の創始者。
ハーバード大学などで骨格筋の慢性的緊張と精神的緊張感の関係を研究し、
筋肉を効率的にほぐすことによって、精神的にリラックスさせる方法を体系化した。
※【参考文献】
「カウンセリングガイドブック」2007 倉光修・桑原知子/編 岩波書店
「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
「バランスセラピー学」入門2001 美野田啓二/著 現代書林
ジェイコブソン (1888~1983) Jacobson,Edmund
斬新的筋弛緩法の創始者。
ハーバード大学などで骨格筋の慢性的緊張と精神的緊張感の関係を研究し、
筋肉を効率的にほぐすことによって、精神的にリラックスさせる方法を体系化した。
※【参考文献】
「カウンセリングガイドブック」2007 倉光修・桑原知子/編 岩波書店
「臨床心理学キーワード」2005 坂野雄二/編 有斐閣双書
「バランスセラピー学」入門2001 美野田啓二/著 現代書林
インターネット依存症
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【主な特徴】
・1984年にブロート博士が提唱した「テクノ依存症」が、
純粋にコンピュータという機械のとりことなり、強迫的になるのに対して、
「携帯・ネット依存症」の場合は
コンピュータを介する巨大で無秩序な外の世界とのつながりのとりことなり、
強迫的になってしまうことを言います。
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【主な症状】
・依存症になると、それ以外のことや人間社会への興味を失い、
仕事の目的ではないのにコンピューターなどに向かうことがやめられず、
しかも、異常に長い時間を費やします。
・次第に周囲の人を見下して、コンピューターの中での空想的な自己万能感を抱いて
他者との協調性がなくなるものとされています。
・さらに問題なのは、ネット依存症は、その他の心の病を増悪させてしまう可能性があるということです。
・自分はなんでもできるという「自己万能感」や「自己愛」が肥大化していく一方で
現実社会ではうまくできないというギャップに苦しむようになります。
・その結果、孤立疎外感と劣等感が増大して、うつ状態になる場合もあります。
【ヤング博士のインターネット依存度チェック項目】
・オンラインで長時間すごしたために、勉強などおろそかにしたことがある。
・深夜にログインするために、睡眠不足になることがある。
・オンラインにいる時間を短くしようとして失敗したことがある。
・次のオンラインにアクセスするのを楽しみにしている自分を意識することがある。
・インターネットのない生活は退屈でむなしく、わびしいだろうと不安におもうことがある。
・パートナート仲良くするよりも、インターネットで得られる刺激のほうを求めることがある。
・周囲のだれかに、オンラインで過ごす時間について文句を言われたことがある。
【陥りやすい人】
・人間関係で孤独な人ほど陥りやすく、
また、インターネットがさらに社会的孤立を深めていくという悪循環がみられる。
・ADHDや自閉症などの発達障害を持つ場合、インターネットを一度開始したら、
やめるのが困難であるため、使用が長時間に及ぶ傾向がある。
【背景:5つの心理】(東京国際大学人間社会学部:小此木啓吾教授より)
1、現実社会では自分に自信がなくてもインターネットの中では匿名で別人格を演じることができる。
2、インターネットから得られる巨大な情報量は、無限の知的好奇心を満たし、
ある種の全能感が沸き起こる。
3、自分が傷つくことなく、気持ちを純粋に相手に伝えられる。
4、自分の過去を知らない新しい友達と、親密な一体感を持てる。
5、現実の人間社会と異なり、義務や責任が伴わないので、嫌になったらいつでもやめられる。
※【参考文献】
「依存症の真相」2008 星野仁彦/著 ヴォイス
『「ケータイ・ネット人間」の精神分析』 小此木啓吾/著 飛鳥新社
仕事依存症 ワーカホリック(Workaholic) 仕事中毒
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●ある特定の行為をすることに強迫的な衝動があり、
それが自分の心身や利益を害するとわかっていても、
制御できずに繰り返してしまうのが行為嗜癖(こういしへき)です。
身体的依存はなく、精神的依存のみの依存症です。
【主な症状】
・ワーカホリック(仕事中毒)は、日本やアメリカで高度経済成長を支えた立役者であり、
一見望ましい働き手のように見られます。
しかし、それも度を越せば、自分自身や周りの人の心身を傷つけるものであり、
近年は嗜癖行動(依存症)のひとつとされています。
・単にやるべき仕事に熱心に取り組むだけでなく、
仕事が暇になるとたまらなく不安になり、スケジュール表が
仕事の予定でびっしり詰まっていると安心するのです。
・仕事を休まず続けようとするために、疲労や痛みなどの
身体感覚を無意識のうちに抑制するのが特徴です。
これは、心身医学用語で「失体感症(アレクシソミア)」と呼ばれるものです。
・疲労と痛みは「休息と安静をとりなさい」という身体からのシグナルと言えます。
これを無視することから、病気の早期発見が遅れるため、
心臓病、高血圧症、脳卒中などによる死亡率が高くなるとともに、
日本の企業戦士特有の「過労死」にもつながります。
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【ワーカホリック】 ・自己診断チェックリスト(アメリカのロビンソン博士による)
・仕事中、いつも時間に追われているように感じる。
・物事が自分の思い通りにならないとイライラする。
・つらくても自分の決めたところまでは、その日のうちに仕事を終える。
・仕事を離れても、頭の中は仕事のことで占められていてリラックスできない。
・手に余る仕事を引き受け、余計に自分を追い込んでしまう。
・昼食をとりながら、電話で仕事の話をしている。
・仕事中に邪魔を入れられるとイライラする。
・他の人には仕事を任せられない。
このうち、半分以上当てはまればワーカホリック(仕事中毒)の傾向があります。
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【陥りやすい人】
・特徴は、強い競争心、仕事への熱中性、時間への切迫感、高い要求水準です。
・仕事中毒の人は、元々の完全主義(強迫的)傾向に加えて、
自己不全感などの心の葛藤を持つことから、他の嗜癖行動(依存症)を合併しやすく、
特にアルコール依存症を併発する率が高いので注意が必要です。
・日本人のタイプは、受動的、他者依存的です。
「皆が残業しているのに自分だけ帰るのは申し訳ない」「休むと他の人に迷惑をかける」など、
常に周囲の人に気配りをして、自分だけ楽をすることに罪悪感を抱きます。
この背景には、「断れない」という過度の従順さ
「約束事は守る、何事も最後まで完璧に成し遂げる」という、
強い義務感を特徴とする執着気質があります。
このような行動特性は「過労死」の一因となることもあります。
「過労死」は日本社会特有の現象として欧米では「KAROSHI」と日本語のまま表記されています。
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【異常な執着について】
大量・長時間・長期間にわたって依存対象に異常に執着するため、
重要な社会的・職業的・娯楽的活動を放棄・減少させる。
また、精神的・肉体的・社会的問題が起こっても、対象に執着し続ける。
動物実験でも、脳に電極を埋め込まれた出産後のラットは、
子供を放置してまで報酬系への電気刺激を求めることが知られている。
【否認について】
依存症患者は、病的な心理的防衛機制である「否認」を多用するため、
しばしば依存症は『否認の病』とも言われる(否認言動は診断に必須ではない)。
また、家族や恋人などが依存症患者に共依存している場合、共依存している者も否認を行う。
否認は、その対象によって以下のように分けられる場合がある。
【疾病利得について】
否認は病的防衛機制として、病気利得を得るために(つまり、依存を続ける言い訳として)なされる。
たとえば・・・
「世の中、面白くないことばかりだ」 (世の中のせいで依存し続ける)
「私はかわいそうな人なの」 (だから依存し続けても仕方ないの)
「人間は誰だって死ぬんだ」 (だから依存し続けても同じだ)
「使っていれば落ち着くんだ」 (だから依存し続けるメリットがある)
「法律に違反しているわけではない」 (だから依存し続けてもよい)
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【ワーカホリック】 ・仕事中毒 仕事依存症チェックプログラム
あなたは仕事にはまりすぎていませんか?
現代の日本人は、仕事に没頭し仕事の中にしか、
自分の存在価値を見つけられないという不健康な状態になりがちです。
「会社のため」「家族のため」という大義名分のもと、自分自身を追いこんでいませんか?
このチェックプログラムは三重県立高茶屋病院・猪野亜朗医師によるものです。
下の問いの当てはまるものにチェックを入れてください。
チェックしながら、あなたの「仕事依存症度」を確認してみましょう。
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□ 部下や同僚にまかせた仕事でも、自分で目を通さないと気がすまない。
□ いつも仕事の期限に追われている。
□ 家に仕事を持って帰ることが多い。
□ 休日にもよく仕事のことを考える。
□ 休暇中も職場のことが気になって、職場に顔を出したくなる。
□ 大事な予定が入っていても、残業を断れない。
□ 同僚がみんな帰っても、残業を続けることがある。
□ 有給休暇をほとんど消化しない。
□ 仕事中に邪魔が入ると非常にイライラする。
□ 仕事の相手が遅れると非常にイライラする。
□ 昼食をとりながら、仕事をすることが多い。
□ 電話が鳴ると、真っ先にとろうとする。
□ 会議などのテンポがのろいと、非常にイライラする。
□ 職場では仕事以外の話をほとんどしない。
□ 職場の花や壁の飾りなどに興味がない。
□ 同僚の服装やオシャレにはほとんど関心がない。
□ 仕事中はいつも早足で歩く。
□ 時計を持っていないと、落ち着かない
□ 通勤中はたいてい仕事のことを考えている。
□ 仕事中はほとんど息抜きしない。
□ 仕事中に入れてもらったお茶が飲めずにさめることが多い。
□ 今取り組んでいる仕事が終わる前に、次の仕事のことを考えている。
□ 自分にほんの小さな手落ちがあっても、一日中気になる。
□ 職場を離れた同僚や部下との付き合いでも、必ず仕事の話になる。
□ 同僚や部下が自分の思い通りに動かないと、癇癪をおこす。
□ 同僚や部下のミスでも、自分の責任のように感じる。
□ 仕事を引き受けるかと聞かれると、「やりたいか」ではなく、「やるべきか」と考える。
□ 仕事で同僚に遅れをとっていると考えると、いてもたってもいられない。
□ 他のスタッフは仕事の手を抜いていると思う。
□ 仕事はプロセスよりも、結果が問題だと思う。
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※【参考文献】
「臨床心理学キーワード」坂野雄二/編 有斐閣双書
「依存症の真相」2008 星野仁彦/著 ヴォイス
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