心理学講座: 2010年2月アーカイブ

交流分析 ストローク理論


 

 

【ストローク】

 

「あなたがそこにいるのを私は知っている」という 存在認識の刺激

交流分析では、人と人とのふれあいを「ストローク」という

 

ストロークには、陽性のストローク、陰性のストロークがある。

人間が心身ともに成長するためには食物と同じように欠く事のできない愛撫、接触、音、など

生物学的刺激をストロークといい、肌のふれあい、心のふれあいを言います。

 

 

【プラスのストローク】陽性

無条件のプラスのストローク

条件付のプラスのストローク

 

 

【マイナスのストローク】陰性

無条件のマイナスのストローク

条件付のマイナスのストローク

 

 

 


*人間関係の中で豊かさを感じるには、無条件の肯定的ストローク(プラスのストローク)を、

より多く交換することです。肯定的なストロークを得るためのもっとも効果的な方法は、

自分もそれ(肯定的で無条件のプラスのストローク)を他者に与えることです。

 


 

 


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・交流分析:TAは、創始者エリック・バーン(カナダ出身・アメリカの精神科医)が創始。

 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療

「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 


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ゲーム分析

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ゲーム分析 交流分析

 

 

・交流分析:TAは、創始者エリック・バーン(カナダ出身・アメリカの精神科医)が創始。

エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や

エリック・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

 

 

◆ゲーム分析

交流分析でいうゲームとは、繰り返し繰り返し人間関係をこじらせたり、

非建設的な結果を招いたりする行動パターンを意味します。

 

ゲームとは、明瞭で予測可能な結果に向かって進行しつつある、一連の相補的、裏面的な交流。

隠れた動機を伴い、しばしば反抗的で表面的にはもっともらしくみえる1組の交流を繰り返すこと。

「わな」や「インチキ」を内蔵した一連のかけひきで、反復するのが特徴。

 

 

ゲームでは、表面だけみると、まことしやかな一連の相補的交流が進行して行きます。

しかし、本音の裏面的メッセージが隠されていて、

それを果たそうとA(アダルト)以外の自我状態が暗躍します。

そこでよく観察すると予測可能で破壊的な結末をもって終結します。

その幕切れはドラマチックで相手に不快感をもたらすことは確実です。

ゲームを演じる人も結末で不快な後味の悪い感情を味わいます。

 

 

【ゲームの目的】

 

陽性のストローク交換が不得手の人が、陰性のストロークを求めることにあります。

 


 

 

【ゲームの公式】 ゲームの流れ

 

仕掛人+弱点を持つカモ=刺激→反応→役割交替(交流パターンの変化)→混乱→結末(別れ)

 

・仕掛人(隠れた動機がある)はカモになりやすい人を探します。

それは手ごわいCPの強い人、同情しやすいNPの強い人、

すねたりひねくれたりする癖のある愛情不足Cの強い人など、

その育ちや性格の面で何らかの弱点をもつ人たちです。

 

 

 

 

【ゲームの特色】

 

・ゲームには当人も全く気がつかない動機や目的が隠れていることが多い。

・愛情確認のねじれた姿

・恩をあだで返す(恩の与え方に自己破壊的な意図が潜んでいる)

・ゲームには予測可能な結末がある。

・予測可能な結末に向かって進行する

・結末では、基本的構えのゆがみが証明される

・ゲームの結末には、ある特定の感情が伴う

・不快で、非建設的な感情を求め、それに浸ることがゲームの結末

・自分の怒りの正当化、劣等感、憎悪の念、抑うつ気分、恐怖、疑念など

 

 

 

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【ゲームの例】

 

・はい、でもゲーム

・キック・ミーのゲーム(私を嫌ってくれ)

・仲間割れのゲーム

・あなたのせいでこんなになったんだゲーム

・ひどいもんだ(大騒ぎ)ゲーム

・決裂のゲーム

・あら探しのゲーム

・苦労症のゲーム

・あなたをなんとかしてあげたいと思ってるんだゲーム

・義足のゲーム

 

 

 

 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療

 


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交流パターン分析

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交流パターン分析 交流分析

 


・交流分析:TAは、創始者エリック・バーン(カナダ出身・アメリカの精神科医)が創始。

エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や

エリック・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

 

・交流分析:TAでは、

「親 P」「成人 A」「子ども C」の自我状態に分類して、自我状態の交流を分析していきます。

 

 

◆自我状態

自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、


「批判的な親 CP」

「養育的な親 NP」

「成人  A」

「自由な子ども(自然な子ども) FC」

「従順な子ども AC」


以上、5つに分類します。


ここでは、日本人向けに編集された参考文献「わかりやすい交流分析」を基にしています。

 

 

・自我状態の中で「養育的な親」「成人」「自由な子ども」の3つを、

効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。


・エリック・バーンは自我状態のことを、

「感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。

 

 

・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分(自我)」がいると仮定します。

 

 

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【交流パターン分析】

 

・これは、P、A、C を応用して、日常のお互いのやり取り(言葉、態度、行動)を分析するものです。

対人関係を図式化して、その交流をベクトル(矢印)で表します。

交流パターン分析の目的は、自分の、P、A、C の理解を深めながら、

自分と他人とが、どのような関わり方をしているのか、

その場その場に応じた対処の仕方をどのようにすれば良いのかなどを、

意識的にコントロールすることにあります。

 

・ここで問題にする「やりとり」には、表面的な言語の他、

その奥に潜むさまざまな意味をもつ深いレベルのコミュニケーション、

とくに非言語(表情、態度、声の調子)なものも含まれます。

 

 

 

・交流分析では、基本的な対人関係を、次の3つのタイプに分類しています。

 

1)相補的交流(適応的交流)

2)交叉的交流

3)裏面的交流(仮面的交流)

 

 

 

 

【相補的交流】

 

・相補的交流とは、ある自我状態から送られたメッセージに対して、

予想(期待)通りの反応が戻ってくるもので、刺激と反応のベクトルが平行している交流を言います。

ここでは、言語的なメッセージと、表情、態度などの非言語なメッセージが一致しています。

人間関係の面からいっても、この種の交流は、率直で自然の理にかなっています。

 

 

【交差的(交叉的)交流】

 

・交叉的交流とは、人がある反応を期待して始めた交流に対して、

予想外(期待はずれ)の反応が返ってくる場合をいいます。

そこでは、コミュニケーションが途絶えて、発信者は無視されたような気持ちになります。

また、沈黙が起こったり、話題が変わったり、時にはケンカになってしまうことも少なくありません。

したがって、交叉的交流は、人間関係の中で苦痛の源ともなるものです。

 

 

【裏面(りめん)的交流】

 

・裏面的交流は、相手の1つ以上の自我に向けて、

顕在的な交流と潜在的な交流の両方が同時に働く複雑な交流です。

表面的(社会的)では、もっともらしいメッセージを発しているようですが、

その主な欲求や意図、又は真意などが、裏面(心理的)に隠されているのが特色です。

 

 

 


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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療

「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 

 


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交流分析|ドライバー 拮抗禁止令

 

 

●禁止令に拮抗するという意味で拮抗禁止令と呼ばれる(以下の5つのドライバー)

「完璧であれ」「他人を喜ばせよ」「努力せよ」「強くあれ」「急げ」

 

交流分析(TA)では、人は誰でも幼児期の養育者とのやり取りから

「自分をかなしばりにするもの」を身につける。

少し成長してからそれを乗り越える「上手く生きていく知恵」を身につけて、

この世の荒波を乗り越えようとする。

 

その中で利き過ぎて自分を「駆り立てるもの」となってしまったものが

「ドライバー」と言われるものである。

「駆り立てるもの」は、人生の重要な場面やストレス状態で行動の癖として現れ、

トラブルや不幸の基になっている。

 

「駆り立てるもの」は人によって身につけているものが異なる。

いつもイライラしている人は「急げ」に駆り立てられているのであろう。

「駆り立てるもの」には次の5種類がある。

まず、自分が持っている「駆り立てるもの」、即ち、「いつも自分を急き立てているもの」から

解放されれば、自分らしい楽な自分に変身出来る。

「あなたは、次の内、どの「駆り立てるもの」をもっていますか? 次の特徴から選んでみましょう」

 

 

1.【完全であれ・完璧であれ】


何かしようとするとき、繰り返し「完全にやりなさい」と言われていました。

大人になっても「完全にやらなければならない」と、自分は勿論、他人に対しても完全を要求します。

また、好い格好をしたいので、大げさに言ったり、余計なことを言ったりします。

また、他人の短所をつい指摘したくなります。途中での中断が嫌いです。

相手の質問に答えられないと、惨めな思いがこみ上げ、焦ってうろたえます。

(身体の特徴:緊張・肩こり・頭痛・正しい姿勢・高い声で語尾が下がる・オーバーなジェスチャー)

 

2.【他人を喜ばせろ】

繰り返し「喜ばせなさい」と言われていました。他人には優しく心から喜んで貰えるように努めます。

また人が私を喜ばせるのは当然のことと思っています。また、他人への思いやりは強く、

自分を犠牲にしてまでも他人につくすので自分が不自由です。

人からどう思われているか気になり、冷たくされたり、拒否されるのは、とても恐ろしいことです。

(身体の特徴:胃痛・無理をする・低姿勢・丸い背中・うなずき・前かがみ・穏やかな声・和顔)

 

3.【一生懸命にやれ・努力せよ】

繰り返し「一生懸命やりなさい。努力しなさい」と言われていました。

大人になっても「何事も努力が肝心だ」と思っています。結果よりも努力が大事です。

ただ努力さえしていれば大丈夫です。努力!努力!これ以外にありません。結果は二の次です。

私は「質問にずばり答えないで、歯切れがわるく煮え切らない」と人に言われることがあります。

これは一生懸命に、より良い答えをしようとする努力の表れです。

(身体の特徴:肩こり・胃に緊張感・かたい姿勢・早口・いつも説得調・力強いジェスチャー

・厳しい表情・前のめり)

 

4.【強くあれ】 

親から繰り返し「泣いてはいけない、こらえなさい、我慢しなさい」と言われていました。

大人になっても喜怒哀楽を表にださず厳しく自分をいましめています。

弱い自分をさらけださないように、自分のしたことを周囲に知られないように注意します。

映画をみたり、小説を読むときも、感動、感激したりしません。

他人が簡単に泣いたり、喜んだりするのをみると嫌になります。

私の話し方は単調で抑揚がないためか「強がってて、何を考えているのかわからない」などと

いわれ、無性に腹が立つことがあります。

(身体の特徴:胃潰瘍・腕組み・脚組み・低音で大声・への字の口・無表情・反応に間)

 

5.【急げ】

繰り返し「急ぎなさい」「早くしなさい」といわれたので、大人になっても、

私はいつもセカセカしています。時間を気にしてよく時計を見ます。

本を読んでいる時でも、次は何をしようか考えていることがあって、

どこを読んでいるのかわからなくなります。

待つことが苦手で、何かしていないと気が落ち着きません。

駅で電車を待っているときでも、読書、メール、足踏み、何か動作をしていることが多いです。

いつも焦って、早めに仕事をこなしますが、じっくり検討する時間も惜しむので、

中途半端になりがちです。

(身体の特徴:セカセカしている・前かがみ・イライラ・大声で早口・ポイントしか話さない

・話を中断する・眉間に皺・目つきが悪い・目つきが突然変わる)

 

 

 

◆人生の重要な場面、ストレス状態では、これらが強力に現れる。

それを実行していることに自分が気づいて手放せば人生が変わる。

 

 

 


 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療   
「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版
「自己実現への再決断」 グールディング/著 星和書店

 

 

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交流分析|禁止令

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交流分析 禁止令

 

交流分析は、12の禁止令を述べている。

禁止令は「~するな」と、一般的には非言語的に伝えられるメッセージで、

子供の頃の信条や人生脚本に組み込まれたメッセージである。

 

存在するな、自分自身であるな、自分の性であるな、子供であるな、成長するな、

成功するな、重要であるな、所属するな、近づくな、健康であるな、考えるな、感じるな

加えて、エピスクリプト(かりたてるもの)というものがある。

 


『グールディングの禁止令』

 

子供に対して親から送られるメッセージの中には、子供の心を徐々に蝕み、

不登校や非行などの要因となる言葉があります。

グールディング夫妻は「するな」という否定的なメッセージを12種類定めて、

それを【禁止令】と名づけました。

 

下記12種類(グールディング夫妻の禁止令は<>内の言葉です)

 

1 <するな>

恐怖心の強い親たちによって与えられる。彼らは子供に「階段のそばに行ってはいけません」

「木のぼりをしてはいけない」「ローラースケートはだめよ」など。(過保護)

 

2 <存在するな>

「あんたなんか生まれてこなければよかったのよ」に代表される、最も否定的で強烈な禁止令。

「あなたたち子どもさえいなければお父さんと離婚するんだけど」的な、

微妙な形で与えられる。虐待など含む。

 

3 <親しくなるな><近寄るな>

決定的な愛情不足、スキンシップ不足からくる禁止令。

親の離婚や別居の経験。養育者が何度も変わった子が受けやすいといわれています。

親しくなってもいずれは死ぬ。

 

4 <重要であるな>

「黙っていなさい」「こどもはあっちへ行ってなさい」など大人ばかりを尊重し、

こどもの主張を認めない抑圧的な家庭から受けやすいメッセージ。

こどもは自分を軽視し、目立たないように生きようとする。

 

5 <子どもであるな>

経済的に貧困で早くから稼ぎ手とならざるを得なかったり、あまりにも厳格で

童心を許さない家庭などが与えやすいメッセージと考えられます。

父親が死んで「あなたが頼りよ」と言われた長男がその期待にこたえようとする例など。

 

6 <成長するな>

過保護な母親にいつまでも「○○ちゃんが一番大事よ」と溺愛されたり、

祖父母に猫かわいがりされた場合にこの、禁止令が書き込まれる可能性があります。

末っ子や一人っ子がもらいやすいといわれています。

 

7 <成功するな>

「おまえは肝心なところで失敗する」「お前は何をやっても駄目だ」に代表される禁止令で

挫折や失敗に結びつくメッセージ。

 

8 <男(女)であるな>

「女は損よ」「あんたが男の子だったらねぇ~」といった性のアイデンティティを否定するメッセージ。

 

9 <健康であるな、正気であるな>

体が弱いのだから無理をするな 子どもが病気の時は熱心に世話をするが、

普段はあまり子どもにかまわない親からもらいやすい禁止令。

子どもは「病気になればかわいがってもらえる」という思いから

「不健康になろう」と決心してしまいます。

 

10 <属するな>

「あんな子と遊ぶな」「部活なんかしていたら受験に失敗するよ」など、

非社交的だったり子どもの活動を制限したりする親から受けやすいメッセージ。

子どもは「自分はどこにも属さないから誰からも愛されない」と決心する可能性があります。

 

11 <それについて考えるな>

何かしようとするたびに「危ないからダメよ」親の言うことを黙って聞け、などと禁じてしまうものです。

こどもは「自分で判断しない方が良い」と思い込み、消極的で優柔不断な人になってしまいます。

両親のエゴグラム上の「A」が極端に低い場合に受け取る禁止令。

問題がおこるとおろおろするなど、混乱しやすく頼りない親を見て、

子どもは「難しいことは考えまい」と思うのです。

 

12 <感じるな>

「泣く子は嫌い」など、悲しみや怒り、喜びなどの感情を禁じる禁止令です。

この禁止令が強く働くと「感情を表現してはいけない」「身体感覚を感じてはいけない」

というメッセージを受け止め、心身症に陥る可能性があります。


 

 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療   
「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版
「自己実現への再決断」 グールディング/著 星和書店

 

 

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ラケット感情

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ラケット感情 交流分析

 

*「ラケット感情」は慢性で定型化された不快感情(いやな感じ)。

*「ラケット」は自分でお膳立てしてその感情を味わう過程という意味。

 

なお、ラケット・システムは"感情、思考、行動を含む(心身相関の)歪んだシステムで、

個人が脚本を維持するために自ら強化しているもの"と定義されます。

ラケットとは、「感じられた感情」を認識するものと、

実際の感情を「認めない」として目を向けない2つの行動である。

 

これは、より専門的に説明するならば、子供の頃に培われた、

多くのストレスのある環境の中で経験された、

とても馴染みのある感情であり、A(Adult)としての解決策が適応できないものである。

そして、「今、ここ」の状況に適して対応できるA(Adult)の感情と反応に代わって、

必ず現れるのが、これらラケットと心理ゲームである。

 

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ラケット感情

ラケットとは、「今-ここ」を考えるA(Adult)の思考よりも、

子供のころに形成した脚本による行動である。

そしてこの行動は、ラケット感情(幼い頃に感じ慣れた感情)を体験し、

現状起こっていることを内部的に正当化するために、

 

(1)実際の問題の解決というより、脚本に行動をあわせるために環境を操作する

(2)埋め込まれているゴールは、問題を解決するためにはさほど良く働かない

 

 

【ラケット感情の性質】

 

1. 人が心理ゲームを演じるとき、その結末として、きまって味わう不快な感情

2. 幼時期に学習され奨励されたもので、成人の問題解決の手段としては不適切な感情

3. 真実の自然な感情をカモフラージュした人工的な感情

4. それに耽溺していると、愛情や承認(ストローク)が必ず到来するという空想に基づいている

5. 他人を変えようという企みが隠されている

6. この感情に支配されると、人は現時点に不釣り合いな感情反応を示す

7. 少しずつ積み立てられたり、その奥にひそむ真の感情が未処理なままに放置されると、

次のトラブルへの準備をうながす→結末感情(心理ゲームの終わりに味わう、

もやもやした不快感情。憂うつ、怒り、悲しみ、恐怖、罪悪感、後悔などが代表的な感情である)

 

ラケットとは、個人が、自分でも意識しないまま周囲を操作して、

自分の脚本を強化していくことを意味します。

幼児期に親の愛情を得る手段として形成された一種の感情の条件反射で、

その後の人生においても持続するものを言います。

☆精神分析的に言えば「幼児期に身につけた本能的、感情的生活の歪み」

 

 

 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療
「エゴグラム」2000 ジョン・M. デュセイ,池見 酉次郎/著 創元社

「心身症の治し方がわかる本」2007 岩崎靖雄 主婦の友社
「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 

 

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交流分析|自我状態

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仙台 カウンセリング

 

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◆交流分析

・交流分析:TAは、創始者エリック・バーン(カナダ出身・アメリカの精神科医)が創始。

エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や
エリック・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

・交流分析:TAでは、
「親 P」「大人 A」「子ども C」の自我状態に分類して、
自我状態の交流を分析していきます。

 

◆自我状態

自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、


「批判的な親 CP」

「養育的な親 NP」

「大人  A」

「自由な子ども(自然な子ども) FC」

「従順な子ども AC」


以上、5つに分類します。
※「RC:反抗する子ども」を加えて6つに分類し分析するものもあります。

ここでは、日本人向けに編集された参考文献「わかりやすい交流分析」を基にしています。

 

・自我状態の中で「親」「大人」「子ども」の3つを、
効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、
バランス良く使うようになることを目指します。


・エリック・バーンは自我状態のことを、
「感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。

 

・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分」がいると仮定します。

私たちは誕生した時、生きていくのに最低限の機能(ソフト)しか備わっていません。
従って、私たちは、誕生の瞬間から「性格」が創られていくのです。

 

自分の中の『子ども』。
0~3歳の時に中心的に形成される「子ども」の性格/パーソナリティです。

これをC(Child)と呼びます。これも更に3つに分かれています
  自然な子供/FC=Free Child、
  従順な子供/AC=Adapted Child
  反抗する子供/RC=Rebellious Child


0~3歳の時は、言葉はほとんど理解できないため、
両親や周りの大人達の「表情」やしぐさ、、
身体的接触(なでられたり、だっこされたり、あるいは叩かれたり)という刺激で認知・学習します。

これらの外的な刺激によって、脳の中に色々な反応パターンが出来てきます。
(その人独自の感情的な傾向性)

これをTAではチャイルド(こども)の自我状態と言います。


 

自分の中の『親』。

3~6歳の時に中心的に形成された「親」の性格/パーソナリティ。
これをP(Parent)と呼びます。これは更に2つに分かれています。
  批判的親/CP=Critical Parent
  保護的親/NP=Nurturing Parent

 

この『親』の性格は、自分の親を見習って(模倣して)創った性格と言われています。
親のしぐさや考え方などが、気がつかないうちに似てしまう事です。
気づくと、物事に対する反応や言動が両親にそっくりだったりします。

 

 

最後に創られるのが・・・
自分の中の『大人』。
6~10歳を中心に形成された「成人/大人」の性格/パーソナリティ。
これをA(Adult)と呼びます。
  大人/A=Adult


6歳くらいになると、脳が発達し、今までの経験を活かした活動が出来るようになってきます。
つまり、過去の経験を分析し、計画をたて、実行する、というようなことです。
冷静に考えたり、判断したりする、それがアダルト(成人)の性格です。


こんなふうに、
つまりTAにおける性格/パーソナリティは、大きく分けると3つ、
細かく分けると5つ(6つ)のパーソナリティで構成されています。


自分の中にそれぞれの性格/パーソナリティがどれくらい強いのか、
どんなバランスなのか、を知ることで、自分の性格が分かる、というわけなのです。


これをチェックできるのが「エゴグラム」という心理テストです。

 

 

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※【参考文献】

「わかりやすい交流分析」2009 中村和子,杉田峰康/著 チーム医療
「エゴグラム」2000 ジョン・M. デュセイ,池見 酉次郎/著 創元社

「心身症の治し方がわかる本」2007 岩崎靖雄 主婦の友社
「TA TODY」1991 イアン・スチュアート,ヴァン・ジョインズ/著 実務教育出版

 


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仙台 カウンセリング
 
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交流分析講座スケジュール2010年6月27日(日)開講
 
 
●○★○● ~『交流分析講座』(90分×全5コマ)~ ●○★○●

【2010年6月27日、7月11日、8月1日】*13:00~16:30

■講座期間:*3か月間 90分×5コマ 
■開催場所:ハーネル仙台(青葉区本町)*仙台駅より徒歩7分
■受講料・グループ講座:お一人様・・・8000円×5回
■修了証:全カリキュラム出席で「修了証」を発行します。
 
 
 

★「心理学講座体験会80分」 ・・・*希望された方のご参加になります。
☆場所:ハーネル仙台・・・カウンセラー養成講座の一部を体験できます。
■6月27日(日)・・・13:20~14:40 ・・・・・ 参加費:お一人様 2,200円
 
 
 
 
● 「交流分析講座スケジュール」(90分×全5コマ) ●
 
 
【6月27日(日)・・・15:00~16:30】 8,000円
● 第1回 構造分析
・本来の自分を理解する(エゴグラム1回目)

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【7月11日(日)・・・13:10~14:40】 8,000円
● 第2回 パターン分析
・自分のコミュニケーションパターンを知る
 
~ 休憩 20分 ~
 
【7月11日(日)・・・15:00~16:30】 8,000円
● 第3回 ゲーム分析
・"こころのからくり"自分の「交流の癖」を知る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【8月1日(日)・・・13:10~14:40】 8,000円
● 第4回 脚本分析・・・人生脚本1
・自分の人生の筋書きに気づく
 
~ 休憩 20分 ~
 
【8月1日(日)・・・15:00~16:30】 8,000円
● 第5回 脚本分析・・・人生脚本2
・脚本チェック・自分の未来をデザインする(エゴグラム2回目)
 
 

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