仙台心理カウンセリング

 

 

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【住所】 〒982-0011 仙台市太白区長町3丁目

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仙台心理カウンセリング

 

 

 

仙台心理カウンセリングQ&A

 

☆ よくある質問:10項目について、おこたえします。

 

 


Q1:カウンセリングを受ける時、健康保険は使えますか?

A:カウンセリング料金は、病院診療と違い
健康保険が適応されないため私費扱いとなっております。

 

 

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Q2:カウンセリングは何回くらい受ければ、気持ちが楽になりますか?

A:ご相談内容により異なりますが、2~3回くらいで、
ご自身の中での変化や効果を感じていただける場合が多いです。

当方でご相談いただいた事例の約半数以上は、
6か月~10か月以内での解決改善を得ています。

事例により、1回で解決・終結となったケースも少なくありません。

 

 

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Q3:カウンセリングを受ける間隔はどのくらいが良いですか?

A:個人差もありますが、2週間に1回、3週間に1回、
月に1回という感じで、体調を考慮しながらすすむことができます。

ご自身にとって適切なペースを見つけて行けるよう支援します。

初回カウンセリング時点で適切と思われる時期を
ご質問いただければご相談に応じます。

 

 

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Q4:キャンセル料は、かかりますか?

A:ご予約の前日21時までのキャンセルは無料です。

・ご予約当日のキャンセルにつきましては、
100%のキャンセル料を頂戴しております。ご了解ください。

 

 

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Q5:約束の時間に遅刻または行かなかった場合、キャンセル料は発生しますか?

A:ご予約時間に、ご連絡なしで来室されなかった場合は
キャンセル料を頂戴します。

予約日当日のキャンセル、変更につきましては特例を除き、
キャンセル料を頂戴します。

20分以内の遅刻の場合、ご連絡いただければカウンセリングができます。
(20分以上遅れる場合は、恐れ入りますが再度ご予約をお願いしております)

※特例とは:突発的な事故などの影響により来室困難または不可能な時。

 

 

 
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Q6:心療内科に通院、内服中ですが、カウンセリングを受けても大丈夫ですか?

A:通院中及び内服中の場合は、
主治医からの承諾があった場合のみカウンセリングを受けていただけます。

 

*安全のため、主治医の 『許可を得てから』 のお申込みをお願いします。

 

 

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Q7:不登校の子どもをカウンセリングに行かせたいと思いますが、
「行かない」と拒否されます。 どうすれば良いでしょうか?

A:本人に来室してもらうのが望ましいですが、本人の来談が難しい場合、
ご家族の方がご相談にいらしていただくことをおすすめしております。

間接的な支援であっても、様々な解決・改善を図ることが可能です。

※コンサルテーション
⇒ 困難を抱える方を支援する家族や関係者に対しての助言・提案します。

 

 

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Q8:カウンセリングで話した内容は他に漏れないようになっていますか?

A:カウンセラーはプライバシーを尊重し秘密を厳守します。


※個人情報のお取扱いについて

・お届けいただいた個人情報はカウンセリング及び講座、
ご連絡等の目的に使用致します。

・お届けいただいた個人情報は本人の同意なしに
第三者への開示提供は致しません。
 
・カウンセリングでお話いただいた内容その他の情報につきましては
「守秘義務」を遵守いたします。

・お客様より「個人情報削除希望」のお申し出があった場合は
該当する個人情報を削除(破棄)致します。

 

 

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Q9:予約の流れについて教えてください。

A:【カウンセリングご予約の流れ】

ステップ1 「予約する」・・・HPご予約フォーム又はメールにて希望日時を送信する。

ステップ2 「予約完了」・・・2日以内にご予約確定日時及び地図が送信されます。

ステップ3 「初回カウンセリング」・・・ご予約日時にカウンセリングを受ける(お支払い)

ステップ4 「次回の予約」・・・初回カウンセリング時点で
適切と思われる時期をご相談します。

ステップ5 「終了後」・・・必要を感じた時、お申込みフォームより随時ご予約をお願い致します。

 

 

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Q10:カウンセリング当日の流れについて教えてください。

A:【カウンセリング当日の流れ】

 

【ステップ1】 「ルーム内に入室」・・・ピンポーン♪こんにちは^^どうぞお入りください。

 

【ステップ2】 「問診表記入」・・・あいさつの後、
簡単な問診表(初回のみ)を記入します。

 

【ステップ3】 「お茶を味わう」・・・あたたかいお茶をお出ししますので
味わいながらご説明、カウンセリングについてのご質問などにお答えした後、
カウンセリングをスタートします。

 

【ステップ4】 「話す」 「知る(認知)」 「整理する」

●「話す」・・・まずはあなたの思いを言葉にしてカウンセラーに話しましょう。
具体的な問題解決を望む思いかもしれませんし、
漠然とした不安かもしれません。

誰かに理解されたかった『おもい』かもしれません。
言葉にするのは難しく、話しづらくなるかもしれません。

そういう時もカウンセラーはあなたのペースで丁寧に伺って行きます。

話せなくなって「沈黙」の時間を共有することも重要な意味があります。

 

 

 


"話す"という行為で、

あなた自身が自分の声を耳にして「心の整理」を進めていく、という方法。

あなたが抱える問題を分かりやすい形に受け止められるようにツールを使い、
それをあなたとカウンセラーとふたりでチームを組むという形をとり
問題解決の道を歩むという積極的な方法。


あなたとカウンセラーのふたりで話し合いながら進めていきます。


 

●「知る(認知)」・・・あなたが抱える問題をカウンセラーと共に
あなた自身が丁寧にみていくことで
あなたの"ものの捉え方"を確認していきましょう。

気分や感情が強くなった時は、極端な方へ偏りがちな考え方のパターンを
あなた自身に気づいて頂きたいのです。

知る、気づくということで嫌な感情が湧いてくることもあります。

あなたが生きやすい方向へと歩むための"もののとらえ方"を
数回のカウンセリングをとおして身につけていきます。

 


●「整理する」・・・頭の中でグルグル巡った悩み。
いったいその本当の問題は何なのでしょう?

考えすぎてわからなくなった問題を整理していきましょう。

からまった糸を丁寧にほどいていくように、
あなたの心を柔らかくして問題の本質に目を向けていきます。


 

【ステップ5】 「まとめ」・・・カウンセリングの中での気づき、
整理されたことなどについてシェア(共有)します。

・カウンセリング時間延長希望の有無をご確認後、
まとめ → カウンセリング終了 → 料金のお支払い

 

【ステップ6】 「次回からの計画(カウンセリング時間には含まれません)」

・・・初回カウンセリング時点で適切と思われる時期をご相談します。

 

【ステップ7】 「次回のご予約」・・・不要な場合は終了。
後日必要になった場合はホームページお申込みフォームよりご予約ください。

 

 

 

 


★人間は、どうして自分がこんな状態に陥ってしまうのか?

原因が分からないと不安なものです。


「今の生きづらさ」に関係する事柄に気づくプロセスは、
少し不快感を伴うことがあるかもしれませんが、
あなたの内側に焦点を当てることで、
その不安のもとを見つけてみることからはじめてみましょう。


見つかっただけで、心が軽くなる場合もあります。


少しでも心が軽く、楽に過ごせる方法を見つけ、
対処できるようなあなたになることを
積極的にサポート・支援して行きます。

 

 


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仙台心理カウンセリング

仙台市太白区長町3丁目

 

 

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仙台心理カウンセリング

 

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【住所】 〒982-0011 仙台市太白区長町3丁目

※「仙台長町三郵便局」 を目安にしてください。
(*ルーム詳細&入室方法はご予約時ご案内します)

 

【主な最寄駅】

・JR長町駅 徒歩6分
・地下鉄南北線「長町駅」 徒歩4分
・地下鉄南北線「長町一丁目駅」 徒歩5分
(※詳細&入室方法はご予約時ご案内)

 

 

【乗車時間】

・JR仙台駅⇒長町駅 乗車時間5分 ・・・→徒歩6分
・地下鉄南北線:仙台⇒長町一丁目 乗車時間6分 ・・・→徒歩4分
・地下鉄南北線:仙台⇒長町 乗車時間8分 ・・・→徒歩5分

 

 

【駐車場】 につきましては、

近隣コインパーキングを各自でご利用ください。

 

*道路を挟んだ向い側に複数のコインパーキングあります。
*仙台銀行長町支店の両隣など
*コインパーキング料金:30分/100円

 

 


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●【仙台心理カウンセリング|長町ルーム・アクセス】

 

 

 

 


「共に学び、共に成長する感動☆」 をご一緒に^^♪

 

開業10年目を迎えました 『仙台心理カウンセリング』 を、

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

☆ 皆さまのお越しを心よりお待ちしております ☆

 

 

 


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【仙台心理カウンセリング|アクセス:長町ルーム】

 

 

 

 

 

 

 

仙台不登校支援

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仙台不登校カウンセリング

 

仙台不登校支援のためのメンタルヘルス

 

 

 

【 不登校の定義 】

 

 文部科学省は、不登校の児童生徒を

『何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、

登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるため

年間30日以上欠席した者のうち、

気や経済的な理由による者を除いたもの』

と定義しています。


 

この定義に基づいて文部科学省が行った

2003(平成15)年度学校基本調査によると、

不登校の児童生徒の数は、毎年右肩上がりに増加していたが、

今回の調査で始めて減少に転じた。

 

しかし、不登校の児童生徒数はまだ13万人近くおり、

看過できない問題として認識されている。

 

 不登校とは、

「ただ単に学校へ通学していない状態を指す言葉である」と考えがちであるが、

文部科学省が定義する不登校とは、それとはやや違っている。

 

病気のために学校を欠席している場合や、

経済的理由によって学校を欠席している場合には、

不登校と考えていない。

 

また、年間30日未満の欠席については、

「教育上、看過できないほどの欠席日数」と考えないため、

これらの者は除外されている状況にある。

 

 


 

◆文部科学省発表の不登校の定義およびデータだけをそのまま鵜呑みにして、

不登校を議論するのは好ましいことではないと考える。

それは、保健室登校、特別教室および一部のフリースクールへの通学を、

小学校および中学校が出席扱いとする場合があるため、この数字は、

保健室登校などを行っている児童生徒が除外されている可能性があるからだ。

 

実際に教室に入って授業を受けられない児童生徒の数は、

上記発表の数字より更に大きなものである可能性があることに注意しなければならない。

 

 

 

 

 【参考資料】

*公認心理師 必携テキスト 福島哲夫/編集責任 (学研)

*文部科学省発表資料(教育白書)

 

 

 

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【 不登校の主な要因 】

 

1、学校生活に起因する問題

2、家庭生活に起因する問題

3、本人に起因する問題

 

 

 

 

カウンセリングにて、お話をお聴きした後、

状況・内容に応じ、適切な対処方法などについて、ご提案します。

専門医や専門機関など、ご案内する場合もございます。

ご相談を、お待ちしております。

 

 

 


 

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【チーム学校】


.「チームとしての学校」の在り方
 

これからの学校が教育課程の改善等を実現し、

複雑化・多様化した課題を解決していくためには、

学校の組織としての在り方や、学校の組織文化に基づく業務の在り方などを見直し、

「チームとしての学校」を作り上げていくことが大切である。


 

そのため、現在、配置されている教員に加えて、

多様な専門性を持つ職員の配置を進めるとともに、

教員と多様な専門性を持つ職員が一つのチームとして、

それぞれの専門性を生かして、連携、協働することができるよう、

管理職のリーダーシップや校務の在り方、

教職員の働き方の見直しを行うことが必要である。

 

また、「チームとしての学校」が成果を上げるためには、

必要な教職員の配置と、学校や教職員のマネジメント、

組織文化等の改革に一体的に取り組まなければならない。

 

 

「チームとしての学校」像

校長のリーダーシップの下、カリキュラム、

日々の教育活動、学校の資源が一体的にマネジメントされ、

教職員や学校内の多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮し、

子供たちに必要な資質・能力を確実に身に付けさせることができる学校 。

 

 

今後、「チームとしての学校」を実現するためには、

以下の3つの視点に沿って検討を行い、

学校のマネジメントモデルの転換を図っていくことが必要である。

 

1.専門性に基づくチーム体制の構築

これからの学校に必要な教職員、専門能力スタッフ等の配置を進めるとともに、

教員が授業等の専門性を高めることができる体制や、

専門能力スタッフ等が自らの専門性を発揮できるような連携、分担の体制を整備する。

 

2.学校のマネジメント機能の強化

教職員や専門能力スタッフ等の多職種で組織される学校がチームとして機能するよう、

管理職のリーダーシップや学校のマネジメントの在り方等について検討を行い、

校長がリーダーシップを発揮できるような体制の整備や、

学校内の分掌や委員会等の活動を調整して、

学校の教育目標の下に学校全体を動かしていく機能の強化等を進める。

 

3.教職員一人一人が力を発揮できる環境の整備

教職員や専門能力スタッフ等の多職種で組織される学校において、

教職員一人一人が力を発揮し、更に伸ばしていけるよう、

学校の組織文化も含めて、見直しを検討し、人材育成や業務改善等の取組を進める。

 

 

「チーム学校」は文部科学省のホームページ「トレンドキーワード一覧」にある。

正式には、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」で、

「チームとしての学校・ 教職員の在り方に関する作業部会」がまとめた

「中間報告」(7月に公表)による。

 

 

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 【 ひきこもりの定義 】

 

 厚生労働省は、ひきこもりを

『自宅にひきこもって学校や会社に行かず、家族以外との親密な対人関係がない状態が

6ヶ月以上続いており統合失調症(精神分裂病)やうつ病などの精神障害が

第一の原因とは考えにくいもの』

と定義している。

 

 

この厚生労働省の定義によるひきこもりの人数は、

現在「推定100万人いる」と言われている。
 (あくまで推定人数で)

 

推定人数で発表される理由は、

不登校の場合には、学校(教師)に対して調査すれば、

信頼できる人数(教師がウソの報告をしないことが前提条件である)が報告されるが、

ひきこもりの場合には、実態調査自体が困難であるため、

ひきこもりの人数は推定するしかないからである。

 

 

 一般的には、ひきこもりは、

「自宅に引きこもって外出しない」状態を指す言葉として使用されるが、

厚生労働省の定義では、

うつ病などの精神疾患を持っているために、

自宅から外出できない者は「ひきこもり」から除外されている。

 

 

その理由

うつ病(仮面うつ病を除く)などの精神疾患の場合には、

脳内物質が健康な人と比べて、

異常に少ないことが知られている。(つまり、一種の脳の病気である。)

 

うつ病に代表される精神疾患の治療には、

治療薬と休養が必要だと考えられているため、

うつ病患者等の中には、

自宅で療養生活を送っている者もいるはずである。

 

そうした精神疾患をわずっている者が「自宅にひきこもって外出しない」場合には、

厚生労働省は、ひきこもりとは考えずに自宅療養として扱っているようである。

 

厚生労働省は、「自宅療養を必要とする病気を持っていない」者で、

 外出しようと思えばできるにもかかわらず、

長期間に渡って外出しないものを

「ひきこもり」として、考えているようである。

 

 

 

 

 

 

 


  【参考資料】

*公認心理師 必携テキスト 福島哲夫/編集責任 (学研)

*厚生労働省発表資料(厚生労働白書)

 

 

 

 

 

 

 

◆パワーハラスメント加害者度チェック

 

1 仕事のできない部下ばかりが割り当てられる気がする。
2 目障りに感じる部下がいる。
3 部下の仕事の内容を把握していないことがある。
4 問題が起きた場合,部下の原因にする。
5 部下に説教をよくする。
6 周囲の状況に配慮しないで,人前で部下を叱る。
7 部下は自分の顔色をみて行動する。
8 相性が合わない部下は無視する。
9 自分に意見する者はいない。
10 病気になったり、休みがちな部下がいる。


 

 

◆パワーハラスメント被害者度チェック

 

1 過度な仕事量を与えられた。
2 仕事を全く与えられない。
3 暴言を吐かれたり、退職を促される。
4 人格まで否定され,人前で激しく叱責された。
5 暴力を振るわれた。
6 無視され続けている。
7 不法行為を強要された。
8 最近ミスが目立つようになり何に対しても意欲がわかない。
9 職場に行きたくない。
10 手が震えたり、動悸がする。また,熟睡できない。
11 自分はダメだと思うことが良くあり,消えてしまいたい感じがする。
12 精神科、心療内科に通っている。

 

※ 1 から7 までにチェックがあれば、パワーハラスメントを受けている可能性があり

 

 

 

 

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【セクシュアルハラスメント防止対策】

セクシュアルハラスメントのない職場にするために事業主が雇用管理上配慮すべき事項

(1)職場におけるセクハラを許さないという事業主の方針の明確化と周知・啓発
(2)相談・苦情窓口の明確化と、相談・苦情への適切かつ柔軟な対応
(3)職場におけるセクハラが生じた場合の、迅速かつ的確な対応

 

 

10のチェック項目  (チェックと改善のポイント)

 

チェック1  「従業員の意識や実態の把握」


□ 社内アンケート調査を実施している
□ 職場ごとに話し合いを行い、意見を聞いている
□ 女性従業員を集めて、意見交換を実施している
□ 人事面接を行う際に意見を聞いている
□ イントラネットを活用して実態や意見を把握している
□ 相談・苦情窓口に意見箱を設置し、実態や意見を把握している
□ 防止対策について検討するプロジェクトチームを設置し、女性従業員をメンバーに含めている

 

チェック2  「方針の明確化」


□ 就業規則にセクシュアルハラスメント行為の禁止について規定している
□ セクシュアルハラスメント防止についての労使協定を締結している
□ 社内倫理規定、社員行動基準等にセクシュアルハラスメント行為の禁止について定めている
□ 従業員心得や必携にセクシュアルハラスメントに関する事項を記載している
□ セクシュアルハラスメント行為の禁止について社内通達を発出している
□ 経営トップがセクシュアルハラスメント防止宣言をしている

 


チェック3  「方針の周知・啓発」


□ 朝礼時等に口頭で伝えている
□ 社内報で特集記事を組んだり、シリーズとして掲載している
□ 「職場におけるセクシュアルハラスメントを許さない」という方針を盛り込んだパンフレット、ポスター等を作成し、職場に掲示している
□ セクシュアルハラスメントに関する事項を規定した就業規則、労使協定等を全従業員に配付している
□ セクシュアルハラスメントに関する事項を定めた社内倫理規定、社員行動基準等を全従業員に配付している
□ 方針を社内イントラネット上の掲示板に載せたり、全従業員にメールで送信している

 

 

チェック4 「セクシュアルハラスメントに関する理解の促進」

□ 従業員の意識調査を行い、男女従業員間の認識に差があることを理解させている
□ チェックリストを作成し、従業員にセクシュアルハラスメントについての認識度を自己点検させている
□ 職場ごとの会議等でセクシュアルハラスメントに関する事項について注意喚起を行っている
□ セクシュアルハラスメント防止のための管理職向けの研修を実施している
□ 階層別の研修にセクシュアルハラスメントに関する事項を組み込んで実施している
□ 従業員の意識啓発のための小冊子を作成し、配付している

 

 

チェック5 「相談・苦情対応窓口の明確化」


□ 相談・苦情に対応する担当者をあらかじめ決めている
□ 相談・苦情に対応する苦情処理機関を設けている
□ 相談専用のメールアドレスを設けている
□ 相談専用電話を設置している
□ 相談室を設置している
□ 相談・苦情に対応してもらう担当者をカウンセラー・弁護士等の外部の専門家に委託している

 

 

チェック6  「相談・苦情対応窓口を利用しやすくするための工夫」

□ 相談・苦情に対応する担当者を複数人置き、どの担当者に相談してもよいこととしている
□ 相談・苦情に対応する担当者に女性を含めている
□ 相談・苦情に対応する担当者に社外の専門家を含めている
□ 相談・苦情窓口を、人事部門とあわせて、健康管理室等にも設置している
□ 相談者が直属の上司や管理者を通さずに、直接相談担当者に相談・苦情を申し出ることができるようにしている
□ 相談を面談だけでなく、電話、メール等複数の方法で受け付けることとしている

 

 

チェック7  「相談・苦情窓口担当者の適切な対応」

□ 相談・苦情の申し出があった場合、迅速に対応することとしている
□ セクシュアルハラスメントにあたるかどうか微妙な相談でも、幅広く受け付けることとしている
□ パートタイマーや派遣労働者等の相談も受け付けることとしている
□ プライバシーや名誉などを尊重し、知り得た事実の秘密を厳守するよう徹底している
□ 相談したことを理由として、相談担当者や管理職が不利益取扱いをしないよう徹底している
□ 些細な事柄に関する相談であっても、公正真摯な態度で丁寧に対応するよう徹底している

 


チェック8  「事実関係の確認」


(1)事実関係の迅速かつ正確な確認を行うために実施すべき事項
□ 相談・苦情に対応する担当者が事実関係の確認を行っている
□ 人事部門が直接事実関係の確認を行っている
□ 苦情処理委員会が事実関係の確認を行っている

(2)事実関係の確認を行う際に留意すべき事項
□ 事実確認する際に、当事者双方の主張を公平に聞くこととしている
□ 事実確認を行う者に対して、当事者のプライバシーを厳守するよう徹底させている
□ 当事者の人権に配慮し、慎重に進めることとしている

(3)事実関係の確認を行うために必要に応じ実施すべき事項
□ 当事者に了解を得た上で、必要に応じて第三者からの話も聴取することとしている
□ あらかじめ事実関係の確認のための担当部署や対応手順を定めている

 

 

チェック9  「事実確認後の措置」


□ 加害者を配置転換させる等当事者間を引き離すよう人事上の配慮をする
□ 当事者間の関係の改善について援助を行うこととしている
□ 就業規則の制裁規定に基づき、加害者に一定の制裁を課すこととしている
□ 被害者に労働条件等に不利益が生じている場合には、それを回復することとしている
□ 被害者の精神的なショックが大きい場合は、メンタルケアを行うこととしている
□ 会社が講じる措置を相談者に説明することとしている

 

 

チェック10  「再発防止策」

□ 「セクシュアルハラスメントを許さない」という会社の方針を全従業員に再確認させる
□ 研修を再度実施する
□ 会議、朝礼等の場でセクシュアルハラスメントを行わないよう再度注意を促す
□ 女性が不快に思うような言動が日常的に行われていないかどうか、職場の管理職に点検させる
□ 社内で相談をしづらい雰囲気がないか、相談・苦情への対応状況を再検討する
□ セクシュアルハラスメントが生じた原因を分析し、必要な防止対策を再検討する

 


※10のチェックポイント(厚生労働省版チェックリストより)

 

 

 


 

社会的学習理論

 


人の学習については、

多くの心理学者や教育学者が研究を積み重ね、その結果を発表しています。

その中でも有名な学習理論の一つが、バンデューラの社会的学習理論。

 

 

社会的学習理論は、

他の学習理論に大きな影響を与えた理論で、

ソーシャルスキルトレーニング(Social Skill Training:SST)の

ベース理論の一つにもなっています。

 

 

 

【バンデューラの社会的学習理論】

 

社会的学習とは、特定の分化に所属する人が、

他人の影響を受けて、

所属する文化で適切な態度、習慣、価値観、行動などを身につけていくこと。

 

社会的学習理論とは、

社会的学習について、直接の体験だけでなく、

むしろ、他人の行動を意識的に観察し、

マネすること(モデリング)で成立すると説明する理論。

 

 

 

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カナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱した理論。

 

社会的学習理論が登場するまでの学習理論では、

学習する人の行動に対して、

外から何らかの刺激が加わること(学習する人が直接経験すること)で

学習が成立すると考えられていました。

 

つまり、何かを学習したい場合、

その人が実際に経験して行動しないと学習できないと考えられていたのです。

 

しかし、社会的学習理論では、学習する人が直接経験せず、

他人を観察してマネすること(モデリング)でも

学習が成立することに着目しました。

 

例えば、子供にコップを形や色、

大きさで分ける課題にチャレンジさせる時に、

最初から子供にさせるより、

パパママが先にやるのを見せてからさせた方が

学習がはかどることが多いものです。

 

この例では、

子供はパパママをモデルとして行動を観察し、マ

ネをして、分け方を身につけると考えます。

 

また、モデルの対象は人だけでなく、

映画、マンガ、アニメの登場人物などでも成立すると説明しています。

 

 

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【社会学習理論におけるモデリング】

 

モデリングとは、他人の行動を観察してマネすることで、

行動パターンの学習を目指すことです。

 

モデリングによって、新しい行動を正確に身につけたり、

適切な行動を促したり、不適切な行動を抑制したりすることができます。

 

モデリングは、大きく4つの過程に分類することができます。


•注意


•保持


•運動再生


•動機付け

 

 

 

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モデリングの過程:注意

 

注意とは、モデルにする対象とその特徴に注目して見る過程。

モデルとなる対象は、

パパママやきょうだいといった身近で親和している人や、

尊敬したり親和したりしている人の他、

テレビに登場する有名人や漫画・アニメのキャラクターなども含まれています。

 

モデルから受ける刺激と、観察する側の子供の特性の両方が影響します。

 

 

モデリングの過程:保持

 

保持とは、観察したモデルを記憶として脳に保持する過程です。

モデルにする対象の特徴や行動を抽象化して言語化、

イメージ化することで脳内にインプットして保持します。

また、保持の過程においては、脳内でモデルの行動を

何度もマネすることが効果的だと考えられています。

 


 

モデリングの過程:運動再生

 

運動再生とは、保持した記憶を行動として再生し、行動を修正する過程です。

運動再生の過程を経ることで、

脳内に保持されているモデルの行動(イメージ)と、

自分の行動(現実)のギャップに気づくことができます。

 

そして、イメージと現実のギャップを認識し、

現実の行動に修正を加えることで、

モデリングの精度を上げることができます。

 

 

モデリングの過程:動機づけ

 

動機づけとは、

学習した行動を実践するための動機づけを行う(モチベーションを高める)過程。

動機づけには、自分自身で動機づけを行う自己強化、

モデルから受ける代理強化、周囲からもたらされる外的強化があります。

 

 

 

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バンデューラの社会的学習理論の基礎とモデリング

社会的学習理論は、

教育現場などを中心に様々な分野に影響を及ぼしている理論。

 

 

 

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【バンデューラの実験】

 

子供たちを実験群と対照群の2つのグループに分け、

実験群の子供たちには、おもちゃの部屋で

1人の大人が風船のように膨らませた「ボボ人形」に乱暴しているのを見せる。

 

対照群の子供たちには普通に大人が遊んでいるのを見せる。

 

その後各グループの子供たちを1人ずつおもちゃの部屋の中に入れ、

その様子をフィルムで撮影する。

 

 

結果、

実験群の子供たちは対照群の子供たちに比べて目に見えて攻撃的だった。

この実験からこどもは明らかな強化を与えなくても

モデルの行動を自発的に模倣することが分かった。

 

 

 

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◆アルバート・バンデューラ(Albert Bandura 1925~ )

自己効力感や社会的学習理論で知られるカナダ人心理学者。

カナダのブリティッシュコロンビア大学を卒業後、

1952年、アイオワ大学にて博士号を取得。

アメリカのスタンフォード大学の心理学教授を長く務め、

1974年には、アメリカ心理学会会長も務めた。

 

 

1950年代後半、当時優勢であった行動主義学習理論の中で、

社会的学習理論(モデリングによる学習)を提唱したことでも知られる。

 

従来の学習理論が、学習する個体(人間や動物)自身の経験を前提としていたのに対し、

学習が他の個体の行動を観察することによっても成り立つことを実証し、

新たな理論づけを行った。

1990年代に提唱された自己効力感についての理論は心理学にとどまらず、

教育学や社会学にも大きな影響を与えた。

 

 

 

 

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特性論

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特性論 概要

 

私たちの行動を観察すると、中にはその場限りの行動もあるが、


種々の状況において一貫して現れる行動もある。

種々の状況を通じて一貫して現れる一定の行動傾向を特性(trait)という。


特性論は、特性を人格の構成単位とみなし、


いくつかの特性の組み合わせによって人格を記述し理解しようとする方法で、

主としてイギリスやアメリカで発達した理論である。

 

特性論は類型論より歴史も浅く、


そのほとんどが20世紀になって誕生したものである。

 


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 【オールポートの特性論】

アメリカの心理学者であるオールポートは、

性格特性は精神・身体的概念であり、

その特性は「個人の内にある」と主張。

 

オールポートは、辞典(ウェブスター)の中から、

「親切な」「社交的」などの、性格特性に関することばを数多く選び出し、

形容詞的な用語を、実際的な特性を表現する語群(Ⅰ群)、

一時的な状態(態度)を表現する語群(Ⅱ群)、

評価(価値判断)を表現する語群(Ⅲ群)、

その他(Ⅳ群)の4群に分け、第Ⅰ群を中心に特性の分析を行った。

 

オールポートは、多くの人々に共通する共通特性と、

ある個人に特徴的な独自の特性を区別し、

さらに共通特性を表出的特性と態度的特性に分類している。 ま

た、特性の基礎をなす心理・生理的要因(身体、知能、気質)を加え、

個人の性格を表示する心誌(psychograph)を作成している。

 

※ゴードン・オールポート(Gordon Willard Allport, 1897- 1967)
アメリカ合衆国の心理学者。

 

 

オールポート (Allport, G. W.)


成熟した人格の基準として


1. 自我の拡張
2. 他人に対する暖かい関係
3. 情緒の安定
4. 現実認知と技能
5. 自己客観化
6. 人生観の確立


の6つをあげ、人間として達成すべき努力目標とした。

 

人間関係と健康なパーソナリティ(個性)


 「パー ソナリティとは、

人間に特徴的な行動と考えとを決定する精神身体的体系の力動的組織」とする

ゴードン・オールポート(アメリカの心理学者)の定義である。

さらに「性格、気質、興味、態度、価値観などを含む、

個人の統合体である」。ゴードン・オールポートは

健康なパーソナリティの規準として、次の6つを 挙げている。

 

1)  自己意識の拡大。自己自身だけに集中的に向けられていた関心が、
家族・異性・趣味・政治・宗教・仕事へと広がり、これにどれだけ積極的に参加し、
自己をどれだけ拡大してゆくか。
他人の幸福を自分の幸福と同一視できるほど重要視し、拡大視できるか。

2) 他人との暖かい人間関係の確立。家族や友人に対して、
どれほど深い愛情を伴う親密さと、全ての人の人間的状態に敬意を払い理解するという、
共感性を持つことができるか。

3) 情緒的安定。欲求不満の状況でもそれを受容するとともに、
これをどれほど適切冷静に処理し、安定した精神状態を保つことができるか。

4) 現実的知覚、技能および課題。
歪曲されない正確な現実認識と、真実性への認知の構えをどれほどもっているか。
基本的知的能力だけでは不十分で、むしろ高い知的能力をもちながら、
情緒的均衡を欠くために、健康なパーソナリティとなれない人も多数存在する。

5) 自己客観化、洞察とユーモア。自分自身とは何か、
自分自身が持っているものは何か、
他人は自分が何を持っていると思っているのか、といったことを
客観的に知り、洞察しているか。
この洞察とユーモア感覚は強く関連している。

6) 人生を統一する人生哲学。
人生をいかに生きてゆくか、という目標への指向性をどれほど明確にもっているか。
人生に統一を与えてくれる哲学、すなわち価値への指向をどれだけもっているか。


 


【著書】

『人格の形成―人格心理学のための基礎的考察』
『個人とその宗教』

 他

 

 

 


 

【ギルフォードの特性論】

アメリカの心理学者であるギルフォードは、

共同研究者マーチン(H.G.Martin)とともに因子分析的手法により、

「STDCR因子目録」「GAMIN因子目録」および

「ギルフォード=マーチン人事人格目録」の3種の性格目録(personality inventory)を作成している。

この3つの検査において、性格特性として次の13因子が測定される。

因子分解によって13の特性を抽象

 

抑うつ性 

回帰性傾向 

劣等感 

神経質 

客観性の欠如 

協調性の欠如 

愛想の悪さ 

一般的活動性 

のんきさ 

思考的外向性 

支配性 

社会的外向性 

男性(女性)度

 

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S因子:社会的外向―内向

T因子:思考的外向―内向

D因子:抑うつ性

C因子:回帰性傾向

R因子:のんきさ

G因子:一般的活動性

A因子:社会的場面における支配性

M因子:社会的場面における支配性

I因子:劣等感

N因子:神経質

O因子:客観性

Ag因子:愛想のよさ

Co因子:協調性

 

このギルフォードの人格目録は、

日本でも矢田部らにより標準化され、

おのおの12項目からなる13尺度が作成されている。

 一方、辻岡は、矢田部が標準化した性格検査を

各10項目からなる12の尺度にあらため標準化し、

「矢田部=ギルフォード性格検査」を作成している。

 


※ジョイ・ギルフォード(1897 - 1987)
アメリカ合衆国の心理学者。

因子分析法を用いて知能の研究を行う。
人間の知能は内容4種類、操作5種類、
所産6種類の計120種類からなるという説を唱えた。

 

 

 


【アイゼンクの特性論】

イギリスのアイゼンクは、性格研究に実験的方法を導入し、

因子分析法による性格特性の分析を行っている。

アイゼンクの理論は、類型論と統計学的手法との組み合わせによる特性論である。

 従来の因子分析はよって抽出された因子は、

それがどのような意味を持っているかが不明な場合も少なくなかった。

 

そこで、アイゼンクは、従来の因子分析の手法とは多少異なる

クライテリオン分析という方法を通じ、性格の基本的次元を決定しようと試みている。

この分析は、抽出しようとする因子が前もって決められているが、

この因子は、外向性―内向性というように両極性を持ったものであり、

実験的検討に際しては、被験者もこの両極の2群が対象とされる。

 

アイゼンクの特性の理論の特徴は、

ほかの特性論と異なり、特性のレベルよりも

さらに抽象化された類型(type)の次元を設定していることである。

 

そして、アイゼンクによれば、

性格の構造は、類型―特性―習慣的反応―個別(特定)反応の4つの階層構造をなしてるという。

神経症傾向と精神異常の区別に始まったアイゼンクの研究は、

その後、健常者及び神経症患者への研究へと発展し、

その中からふたつの基本的因子が抽出されている。 こ

の2つの因子が、内向性―外向性の因子、そして神経症的傾向の因子であり、

わが国で今日使用されているMPI(Maudsley Personality Inventory)の基礎となっている。

 

さらにアイゼンクは、種々の生理心理学的実験から得られた資料をもとに、

このような内向性―外向性及び神経症的傾向の背景には、

脳幹網様体及び大脳辺縁系の活動の個体差、

すなわち、生物学的基礎の差異が関連していると主張している。

 


※ハンス・アイゼンク(1916年3月4日 - 1997年9月4日)
ドイツの心理学者。ドイツ・ベルリン生まれ。

不適切な学習によって神経症が引き起こされると考えた。
行動療法によって治療しようと試みた。
パーソナリティ研究の分野で活躍した。
1975年にアイゼンク性格検査を考案した。
精神分析の実証性について痛烈な批判を行ったことで知られる。

 

 


著書

『心理学の効用と限界』
『人格の構造 その生物学的基礎』
『心理療法の効果』
『知能の構造と測定』

 他

 

 

 

 

 


【参考文献】

加藤義明 中里至正編著 1989 『入門人格心理学』 八千代出版

 

 

 

 

リンゲルマン効果(Ringelmann effect)


◆リンゲルマン効果(Ringelmann effect)

ドイツの心理学者リンゲルマン( Maximilien Ringelmann (1861~1931) )は、

1913年、ストレインゲージ(圧力計)に取り付けたロープを引っ張る実験で、

2人で引っ張った場合は期待値の93%、

3人では85%、8人では49%の力しか発揮していないことを発見した。

大勢になるほど、個人は怠ける(loaf)ようになる。

これは社会的手抜き効果("social loafing").、

ぶらさがり現象、ただ乗り現象などとも言われる。


企業合併の記者会見で、

経営者は、"シナジー効果(相乗効果)を発揮して" などと言うことがある。

この、シナジー効果(synergy effect)の逆を、

リンゲルマン効果という。

 

 

リカレント教育

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リカレント教育


スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、

1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられ、

国際的に知られるようになった生涯教育構想。

義務教育や基礎教育を終えて労働に従事する職業人になってからも、

個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムを指します。

 


リカレント(recurrent)は、

反復、循環、回帰を意味する言葉であり、

日本では回帰教育や循環教育と訳されることもあります。

急速に変化する社会に適応していくためには、

教育は人生の初期だけで終わりではなく、

生涯にわたり続けていくことが重要であり、

必要に応じて個人が就労と交互に行うことが望ましいと提言しています。

 

 

【欧米】


近年世界的に注目を集めているリカレント教育ですが、

実際の取り組み状況は各国によって異なります。

特に欧米と日本では、社会的慣行の影響もあり、状況の差異は大きくなっています。

 

欧米は、本来のリカレント教育の概念に近い取り組みが進んでいます。

もともと欧米の労働市場は流動性が高く、

キャリアアップのために社会人になってから

教育機関で学習するシステムを取り入れやすい状況にありました。

 

欧米のリカレント教育は、仕事をし始めてからも、

学習機会が必要となった場合は、

比較的長期間にわたって正規の学生として就学することを推奨しています。

個人の職業技術や知識を向上するために、

フルタイムの就学とフルタイムの就労を交互に繰り返すことができます。

 

リカレント教育の取り組みの具体例としては、ス

ウェーデン、フランス、イタリア、ベルギーなどの有給教育制度、

アメリカのコミュニティカレッジなどが挙げられます。

 


【日本】


一方日本では、高度経済成長期を経て社会的に長期雇用の慣行があるため、

社会人になってから教育機関にもう一度戻って学習するというというシステムは

馴染みにくい状況となっています。

仕事に必要な技術や知識は、キャリアを中断して外部で学ぶのではなく、

就職した企業内で習得していくのが通例です。

 

日本においても、転職でのキャリアアップを目指す人が増加するなど働き方が多様化しており、

キャリアアップに必要なスキルを身につける方法として

リカレント教育が注目されています。

 

しかし、本来のリカレント教育の概念のように正

規の学生としてキャリアを中断して就学することは難しい現状があります。

そのため、日本ではリカレント教育の概念が諸外国よりも広義に解釈されており、

企業で働きながら学んだり、仕事でなく生きがいのために学んだり、

学校以外の場で学んだりする場合も含む言葉として使われています。

 

日本におけるリカレント教育の取り組みの具体例としては、

大学の社会人入学制度、社会人特別選抜制度、科目等履修生制度、

夜間部・昼夜開講制度、通信教育、公開講座、専門職大学院、

サテライトキャンパスなどが挙げられます。

 

高等学校や専門学校、高等専門学校でも、

公開講座という形でリカレント教育の取り組みを行なっている学校もあります。

 


◆長期雇用が慣行となっている日本でも、

近年はリカレント教育の重要性が認知され始めています。

 

背景としては、転職でのキャリアアップや女性の社会進出の増加によって、

職業技術や知識を外部の教育機関で学習したいというニーズが出てきたことが考えられます。

 

男性中心の長期雇用が前提であれば、

企業内教育のみに依存していても、

働いていく中で自然と仕事上必要な知識や技術が身についていきました。

 

しかし、転職を前提とし、短期間で企業を変えていったり、

女性が産休育休を挟んでキャリアを積んでいったりするのであれば、

企業内教育で継続的に仕事上必要な技術や知識を身につけることは難しくなります。

自分のキャリアパスに合わせて、自ら学習機会を作ることが求められます。

 


◆このように企業内教育の穴を埋め、学習ニーズを満たすシステムとして、

リカレント教育は注目されています。

ただ、実際に日本でリカレント教育を実践していくためには

多くの課題を解決する必要があります。

 

例えば、日本におけるリカレント教育に関する公的な補助や支援制度、

関係機関の連携は未発達な部分が多い上に情報も少なく、

労働を中断して教育に参加することが難しい現状があります。

 

欧米のような有給教育制度がある企業は、

日本ではまだ多くはありません。

 

リカレント教育の機会が得られたとしても、

教育費用が増大した場合の行政からの支援や給付金が少なく、

学習者の負担が大きくなるリスクも懸念されます。

そして、社会人が受講できる教育機関や生涯学習関連機関、

カリキュラムも未だ不十分と言えます。

 

キャリアアップとしてリカレント教育のシステムを活用することは、

日本の一般的な社会人にとってはハードルが高い状況となっています。

現在、文部科学省や地方自治体では、

生涯学習審議会や生涯学習センターなどを設置し、

「生涯学習社会」の実現に向けて動いている流れがあります。

 

今後社会人が学びやすい環境が整備されていくのか注目されます。

 

 


◆リカレント教育とは、1970年代から国際的に知られるようになった生涯教育構想である。

急速に変化する社会に適応するために、

義務教育が終わり社会に出てからも、個人が就学と就労を交互に行いながら、

仕事に必要な知識や技術を学び続けることが望ましいと提唱している。

 

•労働市場が流動的な欧米では、リカレント教育の取り組みは進展している。

リカレント教育の本来の意味通り、

個人が仕事に必要な知識や技術を取得するために、

フルタイムの就学とフルタイムの就労を繰り返すことができる環境が整備されつつある。


•一方日本では、働き方が多様化する中でリカレント教育の有用性は認知されつつあるものの、

長期雇用の慣行があるため、環境の整備は未熟である。現

状は、働きながら学んだり、生きがいのために学んだりできる社会人大学院や通信教育が、

学習活動の場として活発に活用されている。

 

 

 

 

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心理療法

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風景構成法

 

 

風景構成法は、

1969年に精神科医の中井久夫氏によって考案された

アートセラピー(芸術療法)のひとつです。

 

11のアイテムを画用紙に描き込み、

セラピストがそれを分析したり、

絵を元にそれを象徴するイメージを聞き出したりします。

 

考案時は主に統合失調症の患者の現況を非言語的に把握するために用いられていました。

 風景構成法における分析は

「箱庭療法に準ずる」とされています。

風景構成法はその前進となる箱庭療法を、

より簡易的に実施できるように工夫されたものとも言えます。

 

 

完成した作品をもとにセラピストとクライアントが対話をすることで、

今まで見えていなかった自分自身の特徴や葛藤に気づいたり、

絵をきっかけとして悩みが言語化されます。

それぞれのアイテムには問題の象徴が隠されていると定義され、

それをセラピストが聴き出し見立てることに役立てます。

 

 

また、セラピストの指導の下で絵の書き換えを行うこともあります。

絵の気になる一部分を描き変えることで、

無意識的な心象イメージが変わり、

実際のこころの状態にも変化が起きることが期待されています。

 

箱庭療法と同じく、

新たな心理療法の発達や、

社会の多様性によって絵を分析すること自体に疑問の声が挙がることが多くなりました。

その結果、風景構成法を取り入れている病院や施設はほとんどありません。

 

ワークショップの一環やレクリエーションとして楽しまれる場面が増えている手法です。

 

 

 

 

風景構成法の進め方

 

1)道具を用意する
 アートセラピストがクライアントの前で画用紙の四方をサインペンで枠取りします。
そして、その画用紙とサインペンをクライアントに手渡します。

2)アイテムを描き入れる
 アートセラピストが11のアイテムを伝え、画用紙に好きなように描いてもらいます。

『川→山→田→道→家→木→人→花→動物→石(岩)→足りないと感じるアイテム』

3)着色
アイテムが描き終わったらクレヨンで着色をして完成です。

 

 

 

 

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内観療法


内観療法では、クライエントは研修所に1週間こもって、

自分の身近な人々(母、父、配偶者、子ども、職場の人々など)との関係を、

1.世話になったこと、

2.世話をして返したこと、

3.迷惑をかけたことの3点に絞って想起します。

 

 

※1~2時間ごとに3~5分、1日8回、カウンセラーとの面接があり、

内観した内容を簡潔に報告します。


内観がうまくいくと、

自分の自己中心性が自覚され、

周囲の人々からの愛情に感謝できるようになります。

 

 

結果、情緒が安定し、

思いやりが出て、対人関係が好転し、

本来の自己を取り戻すきっかけになります。


内観療法は親子や夫婦や職場の人間関係の不和、

非行・不登校・うつ状態・アルコール依存、

心身症などの問題の改善に効果があります。

 

※すぐ効果が現れない場合もありますが、

後から効果が出てくることもあります。
 

 

 

 

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箱庭療法


箱庭療法は、セラピストが見守る中、

クライエントが自発的に、

砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、

また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、

遊ぶことを通して行う心理療法です。

 

通常、箱庭療法だけを独立して行うことはなく、

言語的面接や遊戯療法のなかで、適宜用いられる方法です。


この療法では、砂やミニチュア玩具のイメージを活用してアイデアを広げ、

上手下手ではなく、

具体的な現実生活に近い表現から抽象的な非現実的な表現まで可能です。

言葉にならない葛藤、イメージを表現しやすいのです。

 

 

意識していることだけでなく、

気がついていなかった自分の心身の状態や動きが直接的に感じられ、

自分の心の中との対話・対決へと通じ、自己理解と人格的変容が促されます。

 

子どもから高齢者まで、自己啓発の目的から神経症、心身症、

パーソナリティ障害などにみられる心理的課題まで、

幅広く用いられていますが、

実施については、クライエントとセラピストと相談しながら進めます。

 

 

 

箱庭療法(Sandplay therapy)は、

カルフ(Kalff,D,M.;1904-1990)が

メラニ-・クライン(Klein,M.;1882-1960)の弟子だった

ローウェンフェルト(Lowenfeld,M.;1890-1973)の

「世界技法」(The World Technique)をもとに、

ユング(Jung.C,G.;1875-1961)の

分析心理学の考え方を加味して発達させたものであり、

1965年に河合隼雄(1928-)によって日本に紹介された。

 

 

河合隼雄(かわいはやお)(1969)は、

「箱庭療法の特徴を遊戯療法と絵画療法の

中間にあるものとして把握することができる。」

と述べている。

 

空間が箱という形で限られていることで、

クライエントは、保護された空間の中で安心することができる。

そして、与えられた多種多様な玩具を使うことで、

自由に自己を表現することが可能である。

 

このようにすることによって箱庭療法は、

クライエントの自己治癒力を引き出すことができるのである。

 

また、箱庭療法において箱庭は、治

癒者とクライエントとの間に媒介として存在する。

対面法という治癒者とクライエントの2者の関係から、

箱庭が入ることによって三者関係になる。

 

岡田(1984)は、

箱庭が治癒者とクライエントの関係の潤滑油になると述べている。

 

3者関係になったことで、それぞれが相互作用し、ク

ライエントの自己治癒力を高め、治癒に向かっていくのである。

 

 

河合(1982)は、

箱庭療法は日本人に適していると述べている。

非言語的な自己表現が日本人に向いているのだろう。

現在、日本では箱庭療法が広まり、

言葉で上手く表現することができない児童から大人に至る

幅広い年代に適用され、効果をあげている。

 

 

光元(2001)は、箱庭療法は心理療法の場面で用いられ、

言葉という象徴ではまだうまくとらえられないでいる自分自身の全体性、

もしくは自分が他者や世界と関わっている姿の全体を、

箱・砂・パーツといった言葉以外の象徴表現でとらえようとする試みであるとし、

箱庭を用いた表現を広く〈箱庭表現〉と呼び、

心理療法の場で箱庭表現がなされる場合を〈箱庭療法〉と呼ぶとしている。

 

 

 

 

 


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